今年3月13日、タイで合宿中に負傷したバーレーン・メリダの新城幸也選手。約3ヶ月の治療・リハビリを経て6月19日、スロベニアで開催のツール・ド・スロベニアにて復帰を果たした。
復帰戦は難コースで苦戦
レースは、リュブリャナで開幕し、全5ステージ・総距離806km。
第1stageは、リュブリャナ近郊の街からスタートしコースプ
「今日で少し苦しんだ、明日はもっと良くなっている」
以下、新城選手のコメント。
「短い様で長かった3ヶ月でレースに復帰する事が出来ました。復帰に向けて助けた頂いた皆さんありがとうござました。
レースは復帰戦という事で、チームからは特にオーダーは無く、スプリンターのフィル・バウハウスのサポートが今日の役目でした。5日間のレースで、今日が1番簡単なステージだと聞かされていましたが、始まってみると想像よりも遥かにきついステージで驚きました。全く平坦なところは無く、常にアップダウンが続き、大きな道路から狭い道に入ると、距離は短くも勾配がキツくなり、やはり、身体はレースモードになりきれてなくて、苦しんだ1日でした。
今日苦しんだので、明日はもっと良くなっているでしょう!身体は徐々にレース仕様に切り替わって行くので、シーズンの始まりのような感覚です。
このレースは初めての出場ですが、自分が大好きなレース、ツール・ドゥ・リムザン(フランス)のコースに似てると感じたので、今度は好調な時に走ってみたいレースの1つとなりました。チームのみんなが『良く回復したな(戻ってきたね)!』と、歓迎ムードで声をかけてくれたことが、とても嬉しかったです。やっぱり自分はこの生活が好きなんだなー、と実感しました。」
第2stageは146kmで行われる。
Text:Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2019 №13』
19 June 2019 at Slovenia