選手インタビュー

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オリンピック目前の国際大会

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中長距離女子選手たちは、次戦に香港でのネーションズカップを予定している。
現段階のスタートリストには、梶原は、オムニアム、スクラッチレース、エリミネーションレース、マディソンに、中村はマディソン、古山はオムニアム、個人パシュート、マディソン、鈴木がスクラッチレース、エリミネーションレース、マディソンに出場するとある。

トラックの国際大会は、昨年3月頭に終えた世界選手権以来だ。現在までに国内では、全日本選手権やナショナルチーム内の記録会などのレースこそ開催されているものの、中長距離の場合、国際大会での速度や集団の密度感はやはり桁違いだ。
オリンピックに出場する国全てが参戦するわけではないため、本番と同じ強度を実感できるかは定かではないが、オリンピック前最後となるかもしれない国際大会として非常に重要なレースになることは間違いない。(6月上旬にコロンビア・カリでのネーションズカップも開催予定はされている。)

マディソンでオリンピックの代表選手となっている中村は、国際レースでの人数の中の交代やレース勘、位置取りなどをオリンピック本番前に改めて経験しておきたいと話す。
「この間(4月のトレーニングレース)は男子と混合でやったんですけど、それでもやっぱり世界選とかの半分ぐらいのチームしかいないので。やっぱりトラックに32人とか36人がいる状態での交代などを、オリンピック前にはやっておきたいです。ぶっつけ本番はやばいなって思いますね」

香港でのネーションズカップが無事に終われば、6月下旬よりナショナルチームで合宿を行い、伊豆で最終調整をしてからオリンピックへと向かう。
東京オリンピックの延期が発表されたときは、1年という長さに打ちひしがれたこともあったが、気づけばもう目前に迫っている。

第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 初日 フェミニンリザルト

1位 植竹海貴(Y’s Road) 2時間28分14秒
2位 渡部春雅(明治大学) +0秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +10秒
4位 梶原悠未(JCF強化指定選抜チーム) +1分35秒 ※オープン参加

7位 内野艶和(JCF強化指定選抜チーム) +1分52秒 ※オープン参加
10位 中村妃智(日本写真判定株式会社) +9分4秒
12位 古山稀絵(日本体育大学) +9分59秒
14位 鈴木奈央(JCF強化指定選抜チーム) +11分35秒 ※オープン参加

Jプロツアーでは窪木が勝利

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