【女子エリート】難攻不落のオランダ

アグレッシブな走りを見せるマリアンヌ・フォスを始め、ディフェンディングチャンピオンのアンナ・ファンデルブレッヘンなど強力な布陣を揃えるオランダ。UCI国別女子ロードランキング首位、世界選手権2連覇中のオランダの牙城を崩す国/選手は現れるのか。

マリアンヌ・フォス(オランダ/CCC Liv)

マリアンヌ・フォス Photo by Chris Graythen/Getty Images

過去に世界選手権(2006,12,13)を3度も制したベテラン選手。どんな状況でも勝てる強さはまだまだ健在。今シーズンは好調のようだが、勢いある若手選手たちに太刀打ち出来るのか。また同じくオランダチームで2018年大会の覇者・ファンデルブレッヘンと共に、どのようなレースを展開していくのかにも注目。

2019年8月22日〜25日に開催されたツアー・オブ・ノルウェーでは全4ステージ中2〜4ステージまで3連勝&総合優勝を果たした。

https://twitter.com/wcsbike/status/1165306421707251712

アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ/ボーエルス・ドルマン・サイクリングチーム)

2018年大会覇者。リオオリンピックロードレースでも優勝を飾っており、女性版ラ・フレッシュ・ワロンヌを現在5連覇(2015-19)中。その他の名クラシックレースを始め、女性版ジロ・デ・イタリアで2度の総合優勝(2015-17)を果たすなど、女子トップレーサーとして活躍中。

クラシックレースだけでなく、ステージレースでの山岳もこなせるオールラウンドな脚質が今回のコースでどのようなレースを見せるのか。

※ラ・フレッシュ・ワロンヌ…ベルギーの激坂を上る伝統的なクラシックレース

女子エリートはファンデルブレッヘンが山岳コースを独走で初の世界一に!/ロード世界選手権2018

マルタ・バスティアネッリ(イタリア/ヴァーテュ・サイクリング)

マルタ・バスティアネッリ Photo by Luc Claessen/Getty Images

2007年女子エリート世界王者。2019年はロード国内選手権を制し、シーズン前半に出場したレース全てををシングル順位でフィニッシュ。2019年8月のツアー・オブ・ノルウェー、ボーエルス・レディース・ツアーなどのステージレースを上位で完走し、女子ワールドツアーレースのポストノード・スウェーデンで優勝。

自転車強豪国イタリアの女子トップレーサー、マルタ・バスティアネッリの走りに注目。

歴代王者たちの走り