ノルウェー・ベルゲンで行われたロードレース世界選手権2017。前人未到、ペテル・サガンの3連覇達成に世界が湧き、長い戦いは幕を閉じた。
レースの模様はTVやインターネットの動画配信でライブ観戦したり、様々なメディアが報じるレースレポート記事で知ることはできるが、あくまでそれは第三者の目線である。実際に戦っていた選手たちが語り綴るレース模様は、メディアの記事とはまた異なる臨場感に溢れるだけでなく、レース結果までの過程となるストーリーが補完され、立体的にレースを知ることができる。
新城幸也選手へゴール直後のインタビューより
サーモンヒルで何があったのか
最後は、ラスト一周サーモンヒルの最後の登りの入り口で落車が起きちゃって。その後ろにいて、そこで止まってしまって。前がだいぶ離れてたんで、復帰できなかったですね。
ちゃんと最後まで脚とってたんで、使わずして…最初はリラックスして集団で走ってて、脚使わないようにしながら走って。最後4周からペース上がってきたから、しっかり前に入って。
常に良いところで入れてたんで。ラスト1周はもう前にいなきゃいけないのわかってるんですけど、先頭20番手に入るまで脚を使いたくなかったっていうのと、それぐらいキツかったっていうのもあるしで。
それでサーモンヒル大丈夫かなと思ったけど、落車で終わってしまったんで、ちょっと不完全燃焼なところがありますね。
でもね、その前で登り始めろってことなんで…なんとも言えないですね。
残り4周ってちょっと(タイミングが)早かったんですけど、80kmも残してペースが上がったんで、多分そのラスト4周ってのが、みんなが緊張しながら進んでいって、誰が仕掛けるのかってお見合い状態だったから、かなりチャンスがありました。
エリート男子ロードレース | 22位 |
たった一人での参戦だったけど、日本チームのスタッフの皆さんのサポート、現地や日本で応援してくださる皆さん、そして家族…決して一人で戦っているわけではなかった新城の世界選手権、47位で終わりました。レースレポートお待ちください。お疲れ様でした!!皆さんありがとうございました。 pic.twitter.com/nLzDbqsHny
— MIWA IIJIMA (@iimiwa) 2017年9月24日
#世界選手権ロード2017#teamjapan #Bergen2017 pic.twitter.com/jqnMTYHV5a
— Yukiya Arashiro (@YukiyaArashiro) 2017年9月23日
小野寺玲選手
U23男子個人タイムトライアル | 43位 |
U23男子ロードレース | DNF |
クヨクヨしてないで、次を意識
とにかく世界選手権は終わってしまった。
いつまでもクヨクヨしてないで、次を意識しなければならない。
今年は長いシーズンで、僕自信のコンディションの波もあって大変だった。
シーズンがもう終わりな気もするが、帰ってからまだレースはあるので最後まで集中しなければ
引用:チームワーク無くしては…
岡篤志選手
U23男子個人タイムトライアル | 44位 |
U23男子ロードレース | 111位 |
やってみないと分からない
今回チャレンジ出来たのは決してマイナスではなかったと思いたい。
やってみないと分からないし、チームの存在感も示せたのは良かった。
個人としても、チームとしても、目標とする結果には繋がらず、反省点も沢山あったレースでしたが、これでU23欧州遠征は終了。
現地、日本からの応援、沢山ありがとうございました!!
引用:世界選手権ロードレース
松田祥位選手
ジュニア男子個人タイムトライアル | 20位 |
ジュニア男子ロードレース | 28位 |
「世界で戦うために少しずつ積み上げていきたい」松田祥位コメント/ロードレース世界選手権2017男子ジュニア個人タイムトライアル
下山美寿々選手
ジュニア女子個人タイムトライアル | 30位 |
ジュニア女子ロードレース | 26位 |
世界選手権が終わりました。
TTは30位、ロードは26位でした。
目標に届かなかった為もあり、考える事が沢山で頭がいっぱいです。
この経験を無駄にしない様、どの様な形になってもプラスにしたいと思います。
お世話になった皆様、応援して下さった方々、ありがとうございました。 pic.twitter.com/i6Y87IYkb3— 下山美寿々 (@misuzusimoyama) 2017年9月24日