ロード世界選手権2017エリート男子ロードレース レポート
日本からは新城幸也が出場
世界選手権を締めくくる、男子エリートロードレース。世界一を決めるコースは、全長267.5㎞の長丁場で、ライン区間と周回コースが組み合わさる。
国別世界ランキングにより日本に与えられた出場枠は1名で、新城幸也が出場した。
レースは10名がスタートから先行し、約10分の大差で周回コースに入る。メイン集団はホスト国のノルウェーを中心にペースを作り徐々に差を詰め、残り約10kmで吸収し、終盤に向け主力国を中心に本格的なアタックとペースアップが激しくなる。
新城は20~30番目前後をキープし最終局面へ、しかし…
新城は主力国らのペースアップに対し、強豪ひしめく集団の中を単独でポジションを上げていき、70名程に絞られ長く伸びた集団の20~30番目前後をキープし最終周回へ突入。
しかし、最後の登りの入り口で発生した落車トラブルに進路をふさがれ、先頭グループを外す結果となった。
サガンが3連覇、新城の世界に通用する実力を再確認
ゴールは約30名のスプリント勝負でスロバキアのペテル・サガンが、僅差で開催国代表のクリストフを下し、3年連続世界一のタイトルを獲得した。トラブルでチャンスを逃した新城には悔しい結果となったが、最後までの展開を見る限り、新城の世界に通用する実力を再認識した。
Text : 浅田 顕
原文 : http://jcf.or.jp/?p=56614
ロードレース世界選手権2017 エリート男子ロードレース 結果
| 順位 | 名前 | 国 | タイム |
| 1 | ペテル・サガン | スロバキア | 6時間28分11秒 |
| 2 | アレクサンドル・クリストフ | ノルウェー | “ |
| 3 | マイケル・マシューズ | オーストラリア | “ |
| 4 | マッテーオ・トレンティン | イタリア | “ |
| 5 | ベン・スイフト | イギリス | “ |
| 6 | グレッヒ・バンアーベルマート | ベルギー | “ |
| 7 | ミヒャエル・アルバジーニ | スイス | “ |
| 8 | フェルナンド・ガビリア | コロンビア | “ |
| 9 | アレクセイ・ルツェンコ | カザフスタン | “ |
| 10 | ジュリアン・アラフィリップ | フランス | “ |
| 46 | 新城幸也 | 日本 | +2分32秒 |
コース長:267.5km
出走者数:195名
公式リザルト
