2月21日(土)~22日(日)に鹿児島県で行われた、Jプロツアーの開幕シリーズ『第4回鹿屋・肝付ロードレース』『第4回志布志クリテリウム』。
両レースの模様を「HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR」のチームマネージャーを務める宮崎景涼氏によるレポートでお届けする。
More CADENCEではトラック中距離とロードの強化を掲げるナショナルチームの意向に沿った形で結成した「HPCJC BRIDGESTONE ANCHOR」のJプロツアーの模様をシーズンと通して追っていく予定。
鹿屋・肝付ロードレース
距離:149.5km(6.5km×23周)
HPCJC BRIDGESTONE-ANCHORメンバー:岡本勝哉、矢萩悠也、三浦一真、木綿崚介
エース:岡本勝哉
2026年、HPCJC BRIDGESTONE-ANCHORとなっての初戦はJBCF JPROツアー「鹿屋肝付ロードレース」。シーズン初戦のレースとして定着しつつあるが、毎年トラックの『ワールドカップ』や『アジア選手権』などと日程が近く、少人数での参加となることが多いレース。今年も例外ではなく、岡本勝哉、矢萩悠也、三浦一真、木綿崚介の4名での参加となった。
今回の目標は、少ないメンバーでも表彰台に乗ること。そして、三浦・木綿のU23カテゴリー2年目の2人は、最後の勝負所で仕事をこなし、且つ完走をすること。
チームのプランとしては前半から中盤は他チームの動きに注意しつつチャンスがあれば矢萩が逃げに乗って逃げ切りを図るプラン、そして集団がまとまった場合は岡本のスプリントで表彰台を狙うプラン。
レース前半はアタックの応酬で落ち着かない展開を予想していたが、そこまで激しい展開にはならず。矢萩も動いていくが、なかなか決まらない。レースに動きがあったのは8周目の後半、山本元喜選手(キナンレーシング)を含む3人が飛び出すとメイン集団はそれを容認、みるみるタイム差が広がり、一時は1分半近くの差をつけて逃げる3名とをそれを静観する集団の形でレースが進む。
その後、先頭グループは山本選手1人になるが、後続とのタイム差はなかなか詰まらない。
レースが大きく動いたのはラスト3周、中村圭佑選手(ヴィクトワール広島)と橋川丈選手(キナンレーシング)を含む5名の追走集団が形成された。本来ならその集団には入らなければならないが、それを見送ってしまったHPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR。残り2周の時点で先頭とのタイム差は1分と危険信号が点る。そこで矢萩と三浦が集団のペースアップを図り追走を吸収していく。
集団牽引はヴィクトワール広島にバトンタッチし、タイム差20秒でラスト周回へ。そしてついに残り半周の時点で集団は1つになる。
最後の登りでアタックがかかるも、エースの岡本を木綿がサポートし最後のスプリントへ。木綿の牽引からスプリントを開始した岡本だったが、惜しくも草場啓吾選手(キナンレーシング)には届かず2位となった。
結果としては優勝には届かなかったものの、目標としていた表彰台は獲得。そして何より昨年は完走すらままならなかった三浦と木綿が最終盤でしっかりと仕事をこなして完走を果たしたことは、チームとして大きな成長を感じることができた。
リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | タイム |
| 1位 | 草場啓吾 | キナンレーシングチーム | 3:26:25 |
| 2位 | 岡本勝哉 | HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR | +0:00:00 |
| 3位 | 孫崎大樹 | ヴィクトワール広島 | +0:00:00 |





