自分が経験した中で一番キツいコース
Q:エントリーリストを見て他国の選手のことは気になりますか?
ヨーロッパ主要各国は最大出場枠な上、強い選手たちが来ているので、分かりきっていますが厳しいレースになると思います。ほぼワールドツアーのレースといってもいい面々で、所属チームのジャージではなく、ナショナルチームのジャージになっているだけ。
去年からNIPPOで走らせてもらって、そのカテゴリーのレースの厳しさというのも体感してますし、他の選手のことより、まずは自分の力を出し切ることが優先です。
Q:強い選手たちを相手にして、どんな戦い方をしますか?
本当に、彼らが本気で勝負を仕掛けてくる大会なので、周回コースに入ってのラスト4周から2周になって“ふるい落とし”が始まっていくと思います。
そういうところでしっかり前に乗っていけるように、少しでも長い時間、先頭集団に食らいついていけるようにいきたいと思ってます。
Q:上りが得意な中根選手にとっては、平坦なコースよりもやりやすいのでは?
多分、今まで自分が経験した中で一番キツいコースレイアウトだと思っています。試走をしたときに最後の上りはツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージよりもかなり厳しい勾配だったので少し驚きました。
けれど、その前の6周回で最初のふるい落としがかかると思うので、そこではしっかり前へ行って、最後の上りに先頭グループで入っていけるようにしていきたいと思います。