ジュリアン・アラフィリップ(フランス)

2018ツール・ド・フランスで山岳賞を獲得したジュリアン・アラフィリップ

ツール・ド・フランスの山岳賞獲得でクライマーたちに負けない登坂力を証明したジュリアン・アラフィリップ

登坂力 ★★★☆☆
ダウンヒル ★★★☆☆
独走力 ★★★☆☆
スプリント ★★★★★

元々はサガンと同じような脚質で、決して純粋なクライマーと呼べるような存在ではなかった。しかし、今年のツール・ド・フランスで、厳しい山岳ステージを連日逃げ、山岳賞ジャージをモノにしたことで、一気に今大会の優勝候補となった。

また、今年はついにフレッシュ・ワロンヌでも優勝し、出場選手中でもトップクラスの激坂対応力を持っていることを証明した。ツール直後のクラシカ・サンセバスティアンでは、総獲得標高4000m弱、ゴール前8kmに激坂を含む3km弱の登りという、今大会に酷似したレイアウトのレースで優勝を掴み取っている。勢いも含め、最も世界チャンピオンに近い存在としてその名を取り挙げるのに納得の成績である。

もちろん、スプリント力も光る。グラマルトボーデンでサガンなどのライバルを突き放すことができれば、集団の中にいても優勝できる可能性は十分あるだろう。

絶好調のシーズンの最後に、もう一つ特大の花火を打ち上げることができるか。

下りの上手さで勝利をもぎ取る