シクロクロス、スノーバイク、マウンテンバイク(XCE)、BMXレーシング
パラサイクリング・ロード
開催日程:8月28日〜8月31日
開催地:ベルギー・ロンセ
パリ五輪で個人ロードレースの2連覇を飾った杉浦佳子ら、日本人選手もトップレベルで活躍しているパラサイクリング・ロード。
パラサイクリングは、障害を持つアスリートたちによる自転車競技。障害の種類と度合いによってクラス分けがなされ、UCIではロードとトラック競技が実施されている。
特にパラサイクリング・ロードでは、「ハンドサイクル」と「トライシクル」を含む4つの自転車を使用したクラスが存在し、合計53の表彰台が争われる。
マウンテンバイク
(XCO/XCR/XCC/XCM/E-MTB/DHI/EDR/E-EDR/PUM)
開催日程:9月1日〜9月14日
開催地:スイス・バレー
マウンテンバイク8競技*の世界選手権を1度に開催する合同大会。これほどのマウンテンバイク競技の世界選手権を、同時に1大会として実施するのは史上初。
初めてマウンテンバイクに触れる機会としても絶好のチャンスになるだろう。
略称 | 日本語標記 | UCI英語表記 |
XCO | クロスカントリー・オリンピック | Cross-country Olympic |
XCR | クロスカントリー・チーム・リレー | Cross-country team relay |
XCC | クロスカントリー・ショートサーキット* | Cross-country short track |
XCM | クロスカントリー・マラソン | Cross-country marathon |
E-MTBXC | E-マウンテンバイク・クロスカントリー | E-MTB Cross-country |
DHI | ダウンヒル・インディヴィデュアル | Downhill individual |
EDR | エンデューロ | Enduro |
E-EDR | E-エンデューロ | E-Enduro |
PUM | パンプトラック | Pump Track |
参照;UCI Regulations Part 9 World Championships 9.2.030(JCF Edition 2025)
ロード
開催日程:9月21日〜28日
開催地:ルワンダ・キガリ
トラック競技の中長距離選手も多く出場するロードの世界選手権。
開催地は東アフリカに位置する国、ルワンダの首都キガリ。
エリートカテゴリーのUCI世界選手権がアフリカ大陸で開催されるのは、今大会が史上初。
ルワンダでは例年『ツール・ド・ルワンダ』というステージレース(クラス1)も開催されており、その熱狂ぶりは本場ヨーロッパに匹敵するほどだ。
毎年、日本でもライブ中継・配信されるロードの世界選手権。レースはもちろん、沿道の盛り上がりやルワンダならではの風景にも要注目だ。
パラサイクリング・トラック
開催日程:10月16日〜10月19日
開催地:ブラジル・リオデジャネイロ
Cクラス(健常者とほぼ同じ*自転車を使用)と、Bクラス(視覚障害者と晴眼者が一緒に乗るタンデムを使用)が実施されるパラサイクリング・トラック。パラリンピック種目にも登録されている。
2024年大会と同じく、ブラジル・リオデジャネイロで開催される。
トラック
開催日程:10月22日〜10月26日
開催地:チリ・サンティアゴ
2024年大会では3種目でアルカンシェル、6種目でメダル獲得を果たした日本トラック競技ナショナルチーム。
佐藤水菜、山﨑賢人、窪木一茂にとっては”ディフェンディングチャンピオン”として挑む初の世界選手権となる。
開催地は、南米チリの首都サンティアゴ。11年ぶりとなるアメリカ大陸での開催だ。
本大会までに、国内外で様々な大会へ出場していく日本チーム。世界とともに進化し続ける日本チームの走りを応援いただきたい。
アーバンサイクリング(BMXフリースタイル / トライアル)
開催日程:11月4日〜11月8日
開催地:サウジアラビア・リヤド
“都市に根付いた自転車競技”の世界選手権を、同時に開催する複合大会『UCIアーバンサイクリング世界選手権』。
2025年大会は前年大会と同じく、下記3競技の世界選手権が合同で開催される。
BMXフリースタイル・パーク |
BMXフリースタイル・フラットランド |
トライアル |
どれもスピードや着順を競うレース種目ではなく、テクニックや芸術点を競う自転車競技。日本は2022年大会からアルカンシェルを連続で獲得中。磨き抜いた技を決めることができるか要注目だ。