中国・杭州で開催されている『アジア競技大会』。10月5日には男子ロードレースが開催され、日本から新城幸也と小石祐馬が出場した。
男子ロードレース
レース前半、新城が7人の逃げに乗り、そこから1人脱落。この6人の逃げ集団で中盤まで進むこととなった。
この逃げに唯一2人送り込んでいたカザフスタンと新城の3人が抜け出して迎えた登り区間。カザフスタン2選手が独走態勢を築き、そのまま1-2フィニッシュ。
一旦後ろに下がった新城は3位銅メダル争いの集団スプリント勝負になるも、僅かに及ばず3位と同タイムながら7位でレースを終えた。
1位 | FEDOROV Yevgeniy | カザフスタン | 4:25:29 |
2位 | LUTSENKO Alexey | カザフスタン | +0 |
3位 | SAINBAYAR Jambaltsamts | モンゴル | +5:42 |
7位 | 新城幸也 | 日本 | +5:42 |
25位 | 小石祐馬 | 日本 | +7:21 |
(207.7km)
新城幸也コメント
残り70kmの登りまではメダル争いをできる位置にいたので、それを逃したのはとても残念です。あそこを超えられれば、カザフスタンと3人でフィニッシュまで行けたと思います。前半でカザフスタンが2人行った時点で、日本としては1人乗るのがセオリーでした。
カザフスタンを見ながらレースを組み立てるしかなかったのですが、こちらは2人でしたし、こういう展開になるのは分かっていたので、途中までは上手くレースを進められたと思います。ラスト20kmは、集団でアタック合戦になって、最後のスプリントも良い位置で入ったのですが、ちょっと脚が足りませんでした。
小石祐馬コメント
数的不利は分かっていたことで、もうどうにもならない状況でしたが、2人で最大限効率良く対応する必要がありました。カザフスタンが行った時点で、どちらかが乗らなくてはいけなかったところを新城選手が上手く乗ってくれたので良かったです。
その後、集団からのアタックに乗れるチャンスがあったのですが、それをすると後ろの選手をみんな引き連れてしまうので自重しました。でも、3位になった選手が元々自分がいた位置から追い上げて行った選手でしたので、一緒に行っていれば新城選手と2人でスプリント勝負に持ち込めたかもしれません。そのあたりは残念です。
男子ロードレースをもってアジア競技大会の自転車競技種目は終了となった。これまでの各種目の結果は以下にて▼