2018年5月20日~27日に開催された日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン2018」に大学生を中心の若手メンバーで日本ナショナルチームが参加。

山岳賞奪還のため、各自で備えを

第6ステージは富士山の山頂ゴール設定。富士スピードウェイから急勾配で富士山5合目まで駆け上がる苦しい道のりであった。

日本チームは最後の山岳ジャージ奪回チャンスである伊豆ステージに備え、各自がマイペースで山頂を目指す展開となった。

勝ったのはキナンサイクリングチームのスペイン人マルコス・ガルシア・フェルナンデス。このステージ優勝により、一気に個人総合リーダーにも浮上した。

日本人ではNIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの中根英登が2分47秒で12位で入り、個人総合成績を8位まで上昇させた。明日は山岳賞に決着がつく伊豆ステージ。草場を中心にチームはベストを尽くす。

選手に疲労の色、次ステージに備えを/ツアー・オブ・ジャパン第5ステージ

草場啓吾が山岳賞を奪回!/ツアー・オブ・ジャパン第4ステージ

第6ステージ レース結果

ツアー・オブ・ジャパン 第6ステージ(富士山ステージ)32.9km
開催日:5月25日

1位 マルコス・ガルシア・フェルナンデス(スペイン/キナンサイクリングチーム)
2位 ヘルマン・ペルシュタイナー(オーストリア/バーレーン・メリダ)
3位 クリス・ハーパー(オーストラリア/ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム)
12位 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオ)日本人最高位
62位 草場啓吾
64位 冨尾大地
69位 中川拳
79位 佐藤健
80位 松田祥位

第6ステージ終了後個人総合リーダー
マルコス・ガルシア・フェルナンデス(スペイン/キナンサイクリングチーム)14h02m52s

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Text:浅田顕

原文:JCF