クロアチアで開催されているステージレース、UCIカテゴリーHCヨーロッパツアー『Tour of Croatia (ツアー・オブ・クロアチア)第3ステージでの新城幸也選手の現場レポートをお届けする。
ハードな山岳頂上ゴールを制して優勝
第3ステージは、距離は短いものの、海岸線沿いから約25kmで標高1800mまでいっきに山岳頂上ゴールへと駆け上がるハードなコース設定だった。
このレースでチームは第1ステージに続き2勝目を挙げ、バーレーン・メリダのベテラン選手、35歳のシチュウ・カンタンティン(ベラルーシ)が再びリーダージャージを手にすることになった。新城選手はトップから17分5秒遅れの42位でレースを終えている。
新城選手は以下のようにレースを振り返っている。
優勝&リーダージャージ奪還、頼もしいチームメイトです
今日もチームのステージ優勝!!そしてリーダージャージも再びチームに!!頼もしいチームメイトです。
今日は前日の2ステージと違って134kmと距離は短いもの、ゴールまで27kmの山頂ゴール…自分の役目は登り口でエースたちを前方の良い位置で登り始められるようにすることだったので、先頭で登り口に入りチームメイトがいることを確かめ集団から脱落。
その後、先ずは息を整えてから、長い27kmの登りトレーニングだと思い頂上を目指し、途中でニッポの西村選手を吸収し、2人で走った。
残り5km位のところで無線が騒がしくなり、チームメイトの優勝を知し、嬉しかった!と、同時に明日も集団をコントロールして、一日中、働かなければと思ってしまった。嬉しい悲鳴です(笑)
残り3ステージ、総合リーダー守れるように働いてきます!
大会ページ@Tour_of_Croatia
tourofcroatia.com
Text:飯島美和
『Team ユキヤ通信 2018 №24』19,April ,2018
波乱のレースで新城幸也が猛追走!オーダーはタイム差2分を1分に!/ツアー・オブ・クロアチア 第2ステージ ユキヤ通信2018 No.23