スペイン、バスク地方でのワールドツアー、『Itzulia Basque Country (イツーリア・バスクカントリー)』第3ステージのバーレーン・メリダ新城幸也選手のレポートを紹介する。
山岳&アップダウンの過酷なステージ
第3ステージは前半から中盤までにカテゴリー3級、3級、2級と3つの山岳を超え、後半にかけて細かなアップダウンをこなしながらの184km。この日も時より吹き付ける突風と、雨が降ったり、晴れて気温が上がったりという気まぐれな天候に加え、獲得標高は2,500mを超える山岳コースのため、選手たちにとっては過酷なステージとなった。
新城が守っているチームのエース、ゴルカ・イザギレはトップと同タイムの集団でゴールし、総合3位をキープ。新城自身は8分57秒遅れの131位でゴールした。
レース後の新城選手のコメントが届いている。
平坦は問題ないが、登りには苦戦(笑)
風がとても強い1日だった。そのため、選手の集団も少しナーバスになっていました。天気もバスクらしく安定しない天気で、雨に打たれたり、晴れたりと忙しかった。
総合系のチームは逃げ切っても良かったのだが、スプリントに持ち込みたいチームが牽引を行なった。1日中、前にポジション取って、残り20kmを残して集団から遅れたが昨日よりは調子は良かった。
平坦は問題ないが、登りには苦戦(笑)でも、このペイバスクに平坦はほとんど無い…。毎日獲得標高が2500m超えてるし。久々の脚の痛さだが、追い込めている証拠なので、嬉しい(笑)
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*レースの模様はDAZONにてライブ配信中
Text:飯島美和
『Team ユキヤ通信 2018 №17』4,April,2018 at Pays Basque