スペイン・バスク地方でのワールドツアー、『Itzulia Basque Country (イツーリア・バスクカントリー)』に参戦中のバーレーン・メリダ新城幸也選手。2018年4月3日に行われた第2ステージの現場レポートが届いた。

山岳の入り口でニーバリとイザギレを引き連れて位置取りする新城

山岳の入り口でニーバリとイザギレを引き連れて位置取りする新城 Photo Miwa IIJIMA​

厳しい山岳コースと悪天候

第2ステージは全長166.7km。中盤からカテゴリー3級、1級、2級、2級と山岳が連続し、1日の獲得標高差3,000mに達するするハードな山岳コースに加え、時おり吹き付ける雨風と、目まぐるしく変化する天候との戦いとなった新城選手。先頭から8分02秒遅れの125位でレースを終えた。チームのエース、地元出身のゴルカ・イザギレは3位に入り、個人総合でもトップから36秒の3位につけている。

以下、新城選手のレース後のコメントだ。

調子は上向き、明日もしっかりサポートを

序盤に雨の影響で集団が分かれた際に、ニバリとペリゾッティと後ろの集団になってしまった。メイン集団を追いかけるためにかなり脚を使ってしまい、肝心なところでイザギレ兄弟のアシストをする事が出来なかった。

久しぶりの本格山岳コースに苦しんだが、昨日よりは調子は上向きになっているので、レースをこなせば上がって行く感触を掴めた。ゴルカ(イザギレ)がステージ3位、総合も3位になり、第3ステージもしっかりとサポートしたい。

新城「誰がエースでも最高のアシストを」/ツール・ド・バスク参戦 ユキヤ通信2018 NO.15

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*レースの模様はDAZONにてライブ配信中

Text:飯島美和
『Team ユキヤ通信 2018 №16』3,April ,2018 at Pays Basque