山本大喜が4位「納得のレースができた」/U23 欧米遠征 第6戦レポート

Matsuda

欧州のレースに多く参戦することで経験を積み、スキルの向上、人材発掘や世界選手権代表メンバーの育成に繋げることが目的のU23春季欧州遠征。第6戦が3月18日(日)に行われた。

獲得標高約750mのクリテリウム

第6戦は1周約1.6kmのクリテリウム。ゴール前は傾斜約5%の登り坂となっている。距離にして約400m、高低差約15mにも満たない小さな丘だが、50周通過するとなると獲得標高約750mとなる。2時間のレースで約750mを登るとなると、それなりの「登り」になる。

オランダ特有の強風も吹いていたが、直線が短く住宅街を走るコースだった為、レースにはそれほど影響は無かった。当日は最高気温0度の中で行われた。

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Yamamoto

アジア選以来の久々のレースとなったが良い感触を得る事ができたと山本 引用:JCF

スタート後は日本中心にアタック

序盤から山本大喜が積極的に動く。山本にとってアジア選以来、久々のレースとなる。今回のレースは結果以上にコンディションを確認する事と、来週末から始まるネイションズカップに向けての最終調整としてレースに臨んだ。

スタートして日本チームのメンバーを中心にアタックが繰り返される。10km過ぎに松田祥位が単独で集団を抜け出す。その後、次の周回には1名が加わり2名の逃げ、さらに4名が追いつき6名の逃げグループが形成され30秒先行した。

大前が牽引して追走を潰す

メイン集団でも活発にアタックが繰り返さる。15名の追走ができたものの、日本チームは誰も加わる事はできなかった。しかし大前がメイン集団を全開で引っ張り、追走集団を潰す。メイン集団のペースが一瞬緩んだ隙に山本が単独で飛び出した。先行集団との30秒差を一人で追うのは難しいと思えたが、一気に15秒差まで詰める。

しかし先頭集団も山本のペースに合わせて踏み返し、15秒差がなかなか埋まらない。ここで松田が先頭集団から離れ、山本を待ち、松田は山本を先頭集団に合流させた。

松田が落車、山本は足にトラブルも4位

Matsuda

山本を「先頭固定」で先頭集団に連れて行く松田。落車は残念だったが、コンディションを上げているので今後のレースにも期待したい。 引用:JCF

先頭集団の7名は順調に周回を重ね、メイン集団とのギャップも1分となった。ラスト20周前後で先頭集団にいた松田が単独で落車してしまう。先頭集団は人数が4名に絞られ、最終回周へ。余裕があった山本は勝ちを意識して走行していたが、足を攣ってしまい4名のスプリントで4位でレースを終えた。

松田はレース終盤、メイン集団に吸収されたものの、最後は少人数で集団から飛び出し10位。蠣崎優仁は17位という結果になった。

以下、山本大喜選手のコメント。

ネイションズカップでは最高の成績を

チームメイトに助けてもらったのに、4位という結果に終わってしまいました。ですが、自分では納得のいくレースをすることができました!そして来週は、春遠征のメインである、ネイションズカップを走ります。今回のレースで得たことを活かし、最高のコンディションで、最高の成績を残せるように頑張ります!

なお、ネイションズカップ初戦は2018年3月25日(日)に行われる。

競技結果

3月18日 KTN – 60e ronde van Woensdrecht
65kmX50周 82.5km

1位 Jesper Rasch(Netherlands)
2位 Wouter Been(Netherlands)
3位 Tom Vermeer(Netherlands)
4位 山本大喜(U23 Japan National Team)
10位 松田祥位(U23 Japan National Team)
17位 蠣崎優仁(U23 Japan National Team)
DNF 大前翔(U23 Japan National Team)

Text:橋川 健
原文:http://jcf.or.jp/?p=58357

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