ネーションズカップの直前に実施された大会

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『パリ〜ルーベ』に出場した女子選手

4月16日(土)、第2回目の開催となった『パリ〜ルーベ ファム2022』には全139人が出場。そのうちの20人以上が、ネーションズカップ第1戦にエントリーしている選手だ。

全125kmに及ぶレースを制したのは、「Trek – Segafredo」所属のエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)。初開催となった昨年の2021年大会では3位でフィニッシュした選手だ。

そして2022年大会を制限時間内に完走したのは98人。落車やパンクなどのアクシデントが発生するなか、27人が時間外フィニッシュ、13人がリタイア、1人が失格となった。

これより先は、ネーションズカップ第1戦に出場予定かつ、パリ〜ルーベを上位でフィニッシュした注目選手たちをご紹介する。

※『パリ〜ルーベ ファム(Paris-Roubaix Femmes)』Femmesはフランス語で「女性(Women)」

参照:『パリ〜ルーベ ファム2022』リザルト(時間内完走者), (時間外フィフィッシュ・リタイア・失格した選手)

ロッテ・コペツキー

26歳、ベルギー人選手。ロードレースでは「Team SD Worx」に所属しており、トラック競技・中長距離種目でも活躍する選手。

『パリ〜ルーベ ファム2022』では2位でフィニッシュし、表彰台を獲得。この結果により、UCIウィメンズワールドツアーランキングで1位浮上となった。(2022年4月20日現在)

その他にも、パリ〜ルーベ同様、モニュメントに含まれる『ロンド・ファン・フラーンデレン2022女子』にて見事優勝するなど、女子ロードレースを牽引する選手の1人でもあるロッテ・コペツキー。

※「モニュメント」とはロードレースのなかで特に格式が高いとされる、5つのワンデーレース(1日で終わるレース)

トラック競技では、『トラック世界選手権2021』のエリミネーション・オムニアムで銀メダルを獲得。そして同大会のポイントレースでは金メダルを獲得し、世界チャンピオンとなっている。

さらに、過酷さを極めた『パリ〜ルーベ ファム2022』で表彰台に上がった翌日、母国で開催されていた『ベルギー国際トラックミーティング』のポイントレースに参戦。アルカンシェルを纏い、見事2位でフィニッシュした。

梶原悠未 ポイントレースで優勝 スクラッチでは惜しくも2位/女子ポイントレース・女子スクラッチ ベルギー国際トラックミーティング

参照:Cycling Archives

キアラ・コンソーニ

22歳、イタリア人選手。ロードレースでは「Valcar – Travel & Servic」に所属しており、トラック競技・中長距離種目でも活躍する選手。

『パリ〜ルーベ ファム2022』では途中激しい落車に遭うも、その後レースに復帰し25位でフィニッシュしている。

22歳ながらも、『ドワーズ・ドア・フラーンデレン2022女子』で優勝するなど、ロードレースのウィメンズワールドツアーでも活躍する選手だ。

Women's Team Pursuit Podium / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, BALSAMO Elisa(ITA)エリサ・バルサモ, ALZINI Martina(ITA)マルティーナ・アルジーニ, CONSONNI Chiara(ITA)キアラ・コンソーニ, FIDANZA Martina(ITA)マルティーナ・フィダンザ, PATERNOSTER Letizia(ITA)レティシア・パテルノステル

(左から)キアラ・コンソーニ、マルティーナ・アルジーニ、エリサ・バルサモ、レティシア・パテルノステル、マルティーナ・フィダンザ

一方トラック競技では、ジュニア・U23時代に大陸・世界選手権にてマディソンやチームパシュートで優勝。エリートカテゴリーにて出場した『トラック世界選手権2021』では、チームパシュートでの銀メダル獲得に貢献している。

ちなみに5歳年上の兄、シモーネ・コンソーニもロードレース・トラック競技両方で活躍する選手。チームパシュートにて『東京2020オリンピック』と『トラック世界選手権2021』で2冠を達成したイタリアチームの1員だ。ネーションズカップ第1戦には兄妹揃ってエントリーしている。

参照:Cycling Archives

どれだけ知ってる?トラック界の夫婦・きょうだいたち

その他の選手は?

↑右がマルティーナ・アルジーニ

『パリ〜ルーベ ファム2022』に出場し、ネーションズカップ第1戦にもエントリーしているその他の選手には、キアラ・コンソーニらと『トラック世界選手権2021』チームパシュートに出場した、マルティーナ・アルジーニや、同じくチームパシュートに出場したエリサ・バルサモがいる。

↑リサ・クレイン

その他にも、『東京2020オリンピック』女子チームパシュートにて、世界新記録樹立と金メダル獲得を達成したドイツのマイキ・クローガやリサ・クレインもパリ〜ルーベに出場し、制限時間内での完走を果たしている。

リサ・クレイン Lisa Klein (GER), Women's Team Pursuit Final AUGUST 3, 2021 - Cycling : during the Tokyo 2020 Olympic Games at the Izu Velodrome in Shizuoka, Japan. (Photo by Shutaro Mochizuki/AFLO)

リサ・クレイン

世界選手権・オリンピック覇者、世界記録保持者まで!UCIネーションズカップ第1戦に出場するタイトルホルダーたち

『パリ〜ルーベ ファム2022』から『ネーションズカップ2022』第1戦に出場する選手

選手名 国籍 パリルーベ結果 所属チーム
ロッテ・コペツキー ベルギー 2位 Team SD Worx
サンドラ・アロンソ スペイン 10位 Ceratizit – WNT Pro Cycling team
ヴィクトワール・ベルト フランス 17位 Cofidis Women Team
キアラ・コンソーニ イタリア 25位 Valcar – Travel & Service
ジュリー・レス デンマーク 32位 Uno-X Pro Cycling Team
マリア・マルティン ポルトガル 37位 LE COL-Wahoo
アンバー・ファンデルフースト オランダ 38位 Liv Racing Xstra
メーガン・ジャストラブ イギリス 39位 Team DSM
シャリ・ボスイット ベルギー 48位 CANYON // SRAM Racing
リリー・ウィリアムズ イギリス 49位 Human Powered Health
マルティーナ・アルジーニ イタリア 50位 Cofidis Women Team
ルビー・ローズマン・ギャノン オーストラリア 52位 Team BikeExchange-Jayco
アビ・スミス イギリス 54位 EF Education-Tibco-SVB
マイキ・クローガ ドイツ 75位 Human Powered Health
リサ・クレイン ドイツ 77位 CANYON // SRAM Racing
フランチスカ・ブラウス ドイツ 78位 Ceratizit – WNT Pro Cycling team
マリア ジュリア・コンファロニエーリ イタリア 84位 Ceratizit – WNT Pro Cycling team
ミレーヌ・ドゥズート オランダ OLT AG Insurance-NXTG Team
ハナ・ブーフ ドイツ OLT Roland Cogeas Edelwieiss Squad
アリーン・ザイツ スイス OLT Roland Cogeas Edelwieiss Squad
バレンタイン・フォルタン フランス OLT Cofidis Women Team
エリサ・バルサモ イタリア DNQ Trek – Segafredo

※OLT:Outside of the Time Limit(制限時間外での完走)
DNQ:Did Not Qualify(失格)

参照:PARIS-ROUBAIX FEMMES AVEC ZWIFT

『パリ〜ルーベ』に出場した男子選手

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