ロードバイクを始めようかどうか迷っている女子の背中を押したい!

昨今「女子のロードバイク人口が増えている」と言われますが、都内ロードバイク乗りの私としては、同じく流行りのボルダリングなどと比べると、まだまだ見かける数は少ない気がします。

実際、女性から「ロードバイクってどうやって始めれば良いのかわからない」や「レースに出る位本気じゃないと乗っちゃいけない感じが…」という意見も聞こえてきます。

もっと手軽にロードバイクを楽しもう!ということで「初心者女子は必見、はじめてのロードバイク選び!」と題し、女性のための2018モデルロードバイクから、オススメをご紹介します。

初めてロードバイクを買う前に、知っておきたい4つのポイント

はじめに、初めてロードバイクを買う前に知っておきたい選び方のポイント、基礎知識をご紹介しておきましょう。

1. 変速機の違い

多くのロードバイクはシマノ製コンポーネントの変速機を採用しています。シマノ製コンポーネントは、グレードごとに以下のとおりに分かれています。

DURA-ACE(11速)>ULTEGRA(11速)>105(11速)>TIAGRA(10速)>SORA(9速)>CLARIS(8速)

現在の主流は11速です。とはいえ、10速や9速がダメというわけではありません。レースなどに参加したいなら間違いなく11速ですが、日常の街乗りやサイクリングであれば比較的安価な10速や9速でも十分です。

2. フレームの素材の違い

ロードバイクのフレームにはいくつかの種類があります。主にカーボン、アルミ、クロモリ、チタンなどありますが、現在の主流はカーボンとアルミ。

カーボンフレームは錆びることもなく、重量が軽くしなやかですが、やや高価。対するアルミは、乗り心地が固めでカーボンフレームより重いのですが、価格が安く、錆びにくい、衝撃に強いという長所があります。

転んだり倒してしまう事が多いロードバイク初心者には、取扱のデリケートさからアルミフレームのロードバイクがオススメです。

3. 高い=軽くて高性能

一概には言えませんが、ロードバイクの価格=軽さと性能差です。

高額なロードバイクは、多大な開発費が投じられ、性能を極限まで追求したカーボンフレームに、ツール・ド・フランスでも使われる最高性能の11速コンポーネントが採用されています。

対する、初心者向けの比較的安いモデルは、価格を抑えるためアルミのフレームに10速、9速のコンポーネント採用しています。

では、次のページから女性が初めてロードバイクを買うのにオススメのモデルをご紹介していきます。今回オススメするロードバイクの選定ポイントは、エントリーモデルとして購入しやすい価格であることです。

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