チェーンも同様にクリーニング
同じくチェーンもアルカリ水でクリーニングします。チェーンにもクラスターアルカリ水を吹つけ、L型ブラシで擦って汚れを浮き上がらせます。チェンの間にもL型ブラシの先端が役立ちます。差し込んで汚れを落とす事ができます。この方法なら、使い古した歯ブラシよりしっかりと掃除をした感じがします。
頑固汚れにはナイロンたわしの付いたスティックが活躍
もし、L型ブラシで落ちないような汚れに遭遇した場合は、ナイロンたわしの付いたスティックにクラスターアルカリ水を付けて擦ってみましょう。ただし、傷が付かないように注意を払って行ってください。
さて、ある程度擦って汚れを浮かしたら、電解水ウェットシートでチェーンを拭き上げます。そうすると、あら素敵!チェーンもピカピカな状態になります。
チェーンを綺麗にしたらオイルを差すのを忘れずに
あとは、通常どおり。チェーンのコマごとに愛用するチェーンオイルを注しておきましょう。私は「GORIX-LINE G1 CHAIN LUBE DRY OIL」を使っています。価格が安いのにも関わらず、粘度が高くオイルぎれをおこしにくいので重宝しています。
フレーム部分の手入れにアルカリ電解水は厳禁
さて、このように汚れたパーツを100均グッズで水で洗い流さずに綺麗にすることには成功したという感じですが、このアルカリ電解水は大丈夫なのでしょうか。色々と調べてみると、水が染み込むもの(布や革素材など)、塗装面には適していないようです。そのため、フレームのクリーニングは水拭きの方が良いと思われます。あくまで、油汚れを落とすために利用するほうが良さそうです。
とはいえ、賃貸物件の室内での洗車にはかなり有効な手段でしょう。ただし、今回試した100均グッズを使用した掃除はメーカーが推奨する方法ではないので、個人の責任で行うようにしてください。
文/甲斐寿憲