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ロードレースの見どころ
起伏の激しいコースで繰り広げられる、予測不能なレース展開
富士スピードウェイ周辺のアップダウンがあるコースの走りには、テクニックや力強さなど、さまざまな要素が求められる。
必然的にスタミナが求められるため、レース内でのペース配分や風除けの位置取りなどが結果に影響する。ラストの直線で行われるスプリント勝負では、力のすべてを振り絞る。
各選手たちが乗りこなす、オリジナリティのある自転車にも注目だ。
トラック競技の種目・見どころ
東京パラリンピックで実施されるトラック競技の3種目について紹介する。
タイムトライアル
男子は1000m(250m×4周)・女子C1〜5は500m(250m×2周)、Bは1000mのタイムで競われる。
パシュート
男子はB・C4、5クラスが4000mを走り、男子C1〜3と女子B、Cクラスは3000mのタイムトライアルで競われる。
混合団体スプリント
男女混合の3人の選手でチームが構成され、1周ごとに先頭を走る選手が抜け、最後まで残った一人の選手がゴールしたタイムが最終の結果となる。
性別・クラスごとポイントが設定され、合計10ポイント以内でチームを構成する。
自転車の種類は2種類、以下のものを使用する。
Cクラス(二輪自転車) | Bクラス(タンデム自転車) |
見どころ
自転車と一体となり、時速60kmを叩き出す。
会場となる伊豆ベロドロームの周回は250m、最大傾斜角は45度。
Cクラス(二輪自転車)とBクラス(タンデム自転車)で実施される各種目は、どれもスピードが求められるもの。タンデム自転車では、パイロットの個人の競技能力や、息の合ったパートナーシップもその結果に影響を与える。自転車と一体となり、速さを生み出す選手たちに注目だ。
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