パラサイクリング世界選手権

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川本翔大(男子C2)銀メダル3枚

因縁の強敵を前に敢闘

4種目に出場した川本翔大は好成績を残すも、男子C2の全種目を制す活躍をみせたアレクサンドル・ルオテ(フランス)を前に銀メダル3枚で大会を終了。

アレクサンドル・ルオテ

アレクサンドル・ルオテは東京2020パラリンピックでもメダル4枚(金1・銀1・銅2)を獲得しており、同大会の個人パシュートでは、川本翔大が予選にて更新した世界記録をさらに2回も塗り替え、優勝を果たしている強敵選手だ。

今大会でも、出場した全てのTT種目で世界新記録を樹立している。

オムニアム 200mFTT

選手名 タイム
1位 LEAUTE Alexandre フランス 11.212(世界新)
2位 川本翔大 日本 11.866
3位 BURNS Chris アイルランド 12.078

リザルト(PDF)

1kmTT

選手名 決勝タイム 予選タイム
1位 LEAUTE Alexandre フランス 1:08.503 1:08.365(世界新)
2位 川本翔大 日本 1:10.843 1:10.942
3位 ALLAN Gordon オーストラリア 1:11.195 1:11.226

決勝リザルト(PDF)
予選リザルト(PDF)

個人パシュート(3km)

選手名 決勝タイム 予選タイム
1位 LEAUTE Alexandre フランス 3:31.394
(追い抜き)
3:31.082(世界新)
2位 川本翔大 日本 3:34.134
3位 TAYLOR Ryan イギリス 3:37.432 3:36.341

決勝リザルト(PDF)
予選リザルト(PDF)

スクラッチ(15km)

選手名
1位 LEAUTE Alexandre フランス
2位 HICKS Darren オーストラリア
3位 ECKHARD TIO Maurice Far スペイン
7位 川本翔大 日本

リザルト(PDF)

オムニアム

選手名 ポイント
1位 LEAUTE Alexandre フランス 160
2位 川本翔大 日本 142
3位 VROMANT Ewoud ベルギー 130

リザルト(PDF)

杉浦佳子(女子C3)銀メダル2枚

世界記録を更新するも準優勝

女子C2の杉浦佳子は、2つのTT種目に出場。500mTTでは予選にて世界新記録を樹立するも、決勝では約0.5秒の差で2位。個人パシュートでも準優勝を果たし、銀メダル2枚を獲得した。

500mTT

選手名 決勝タイム 予選タイム
1位 VAN DEN AARSSEN Aniek オランダ 39.093 39.414
2位 杉浦佳子 日本 39.557 39.004(世界新)
3位 GRECO Paige オーストラリア 39.662 40.344

決勝リザルト(PDF)
予選リザルト(PDF)

個人パシュート(3km)

選手名 決勝タイム
1位 SCHRAGER Daphne イギリス 3:58.963
2位 杉浦佳子 日本 4:00.661
3位 BROWN Clara アメリカ 4:03.362

リザルト(PDF)

 

木村和平(男子B)・三浦生誠(パイロット)

2種目で日本記録更新

男子Bに出場した木村和平・三浦生誠ペアは5位入賞を果たすなど敢闘。またTTでは2種目で日本記録を更新した。

写真は全日本選手権のもの

1kmTT

選手名 決勝タイム 予選タイム
1位 FACHIE Neil
ROTHERHAM Matthew(P)
イギリス 59.921 1:01.081
2位 BALL James
LLOYD Marc Steffan(P)
イギリス 1:00.184 1:01.318
3位 ULBRICHT Thomas
FORSTEMANN Robert(P)
ドイツ 1:01.474 1:01.478
5位 木村和平
三浦生誠(P)
日本 1:02.291 1:02.193

決勝リザルト(PDF)
予選リザルト(PDF)

個人パシュート(4km)

選手名 決勝タイム 予選タイム
1位 BATE Stephen
LATHAM Christopher(P)
イギリス 追い抜き勝利 4:07.081
2位 BANGMA Tristan
BOS Patrick(P)
オランダ 4:04.076
3位 TER SCHURE Vincent
FRANSEN Timo(P)
オランダ 4:07.769 4:09.229
11位 木村和平
三浦生誠(P)
日本 4:32.263

決勝リザルト(PDF)
予選リザルト(PDF)

スプリント

選手名
1位 FACHIE Neil
ROTHERHAM Matthew(P)
イギリス
2位 ULBRICHT Thomas
FORSTEMANN Robert(P)
ドイツ
3位 BALL James
LLOYD Marc Steffan(P)
イギリス
6位 木村和平
三浦生誠(P)
日本

リザルト(PDF)

UCI大会ページ

2023年は合同大会

銀メダル5枚を勝ち取った日本チーム。次回大会でのアルカンシェル獲得に大いに期待がかかる成績と言えるだろう。

そんな2023年大会は、13の自転車競技の世界選手権が一斉に開催される合同大会となっている。その名も『UCI自転車競技世界選手権』。

パラサイクリングからはロードとトラックの2競技が含まれている。各競技・種目の注目度が一層高まる大会となるだろう。

初の複数種目を同時開催・2023世界選手権はスコットランド・グラスゴー

パラサイクリング主要大会 2023日程

日程 大会 開催地
4月20日〜23日 ロードワールドカップ第1戦 未定
5月4日〜7日 ロードワールドカップ第2戦 未定
5月26日〜29日 ロードワールドカップ第3戦 未定
6月14日 アジア選手権ロード タイ(ラヨーン)
6月22日〜25日 全日本選手権ロード 日本(未定)
8月3日〜8日 UCI自転車競技世界選手権 イギリス(グラスゴー)

参照:UCIカレンダー・パラサイクリング(2022年10月24日現在)

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