2017-18トラックワールドカップ5戦の大会2日目がベラルーシ・ミンスクで行われた。この日は男子チームスプリント、女子スプリントといった短距離種目に加え、男子個人追い抜きや女子団体追い抜き中距離種目が中心となった。

男子個人追い抜き

最初の決勝種目は男子個人追い抜き。イギリスの選手、Harry Tanfieldが決勝でベロドロームレコードを破る4分12秒253をマーク。このタイムは2011年のトラック世界選手権でJack Bobridge(オーストラリア)の出した世界記録4分10秒534へ1.7秒差に迫る好記録。

男子個人追い抜き決勝リザルト

女子スプリント

女子スプリントではPauline Grabosch(ドイツ)が、2度の世界チャンピオンSimona Krupeckaite(リトアニア)を下して金メダルを獲得。今シーズンの大会で実績積み上げているベルギーのNicky Degrendelleが3位となった。

女子団体追い抜き

女子団体追い抜き予選の最速タイムはJennifer Valente、Klly Catlin、Chloe Dygert、Kimberly Geistのアメリカ。決勝でも、身にまとった世界チャンピオンの証であるレインボージャージの実力を見せつけ、4分15秒673のタイムでイタリアを下し、金メダルを獲得した。

女子団体追い抜き決勝リザルト

男子チームスプリント

注目の男子チームスプリントは既報の通り、BEAT CYCLING CLUBが金メダル。銀ポーランド、銅フランスの結果である。

BEAT CYCLING CLUBチームスプリントで初の金メダル/2017-18トラックワールドカップ5戦

女子オムニアム

大会初日の女子ポイントレースで金メダルを獲得したKirsten Wildは、女子オムニアムにも出場。ここでも金メダルへと輝き、実力の高さを見せつけた。銀メダルは2018年シーズン、Wildとwiggle high5のチームメイトである、イギリスのElinor Barker。Barkerは女子スクラッチでも銀メダルを獲得。銅メダルはアメリカのJennifer Valenteであった。