引退から2日後の就任発表

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キャメロン・マイヤーによるコメント

Men's Madison / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, Cameron MEYER キャメロン・マイヤー

「選手引退後にまた新たな人生をスタートできることを、またBritish Cyclingでコーチとしての素養を高めていけることを非常に楽しみにしています。

イギリス女子中長距離チームはこれまでに多くの成功を収めてきました。そんなチームで私の経験を活かすことができ、そしてともに2024パリオリンピックを目指すことができ、とても光栄に思っています」

Stephen Park氏(英Performance Director)

「キャメロンを我々のチームに迎えられることを非常に嬉しく思っています。15年以上にも及ぶプロレーサーとしての彼の経験が、チームに活かされることを楽しみにしています。

既にキャメロンは技術面でも戦術面でも深い知識を擁しており、9度の世界タイトル獲得という実績も持ち合わせています。世界レベルでの活躍を目指し、選手たちが持つポテンシャルを最大限に引き出せるような環境をキャメロンが作り上げていってくれることを期待しています。

ベン・グリーンウッド、カーリー・マカラク、ジェイソン・ケニーらによって、新たに構成されたイギリストラック競技トップチームのコーチ陣たちは、体力・見識の双方において非常に献身的な働きを見せてくれています。そして今回、そんなコーチ陣にキャメロンが加わるのです」

パリへの道のりは短期間、簡単な挑戦ではない

2024パリオリンピックまで残り約2年という時期に、キャメロン・マイヤーをコーチに起用したことについて、Stephen Park氏は以下のようにコメント。

「パリオリンピックまでは比較的短期間の道のりとなり、決して簡単な挑戦ではありません。

しかしコモンウェルスゲームズやUECヨーロッパ選手権など、今年度の大会では好成績を残しており、今後の活躍にも大いに期待できることでしょう。

キャメロンはコーチとしての役割に高いモチベーションを持っています。イギリスチームは、彼の新たなキャリアを支援していけることを楽しみにしています」

参照:イギリス自転車競技連盟(British Cycling)

オセアニア勢が金メダル独占/『2022 コモンウェルスゲームズ』結果一覧

パワーアップするイギリスチーム

ジョセフ・トルーマン TRUMAN Joseph, GBR, Men's Sprint, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

イギリス自転車競技連盟は2022年、オリンピック最多メダル保持者のジェイソン・ケニー(イギリス)や、4度の世界王者に輝いたカーリー・マカラク(オーストラリア)らを、既に短距離コーチとして迎え入れてきた。

そして今度は中長距離チームのコーチに、9度の世界王者に輝いたキャメロン・マイヤーを起用。

より一層パワーアップしていくイギリスチームは、今後も強敵として立ち塞がりそうだ。

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