トラック競技中長距離とロード種目で活躍した、元オーストラリア男子選手のキャメロン・マイヤーが、新たにイギリス女子中長距離のトップチーム(Podium)のコーチに就任することが2022年9月7日、イギリス自転車競技連盟より発表された。

引退表明直後の発表

Men's Madison / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, Cameron MEYER キャメロン・マイヤー

トラック競技で多くの世界タイトルを獲得し、ロード選手としても活躍してきたキャメロン・マイヤーは、2022年9月5日に自身のSNSでプロ選手からの引退を発表していた。

今回のコーチ就任は、引退表明からわずか2日後の発表となった。

引退発表時には、

「これからは、選手たちの夢の実現を支援していきます。どうかこの先も見守っていてください!」

とコメントを綴っていたものの、具体的な予定などについては明かしていなかった。

そして、9月5日に引退を発表したインスタグラムの本人紹介文には、「Podium Coach @britishcycling」と早速書き加えられている。

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2022年9月末にも就任

キャメロン・マイヤーがイギリス女子中長距離チームのコーチとして、実際に業務を開始するのは2022年9月末。

2024パリオリンピックでの活躍を目指し、2022年10月12日より開幕する『2022世界選手権トラック』にもコーチとして参加する予定だ。

なお今回の就任は、10年以上もイギリスチームのコーチを務め、2022年7月に本役職からの引退を表明したモニカ・グリーンウッド氏との入れ替わりによるもの。

オリンピックや世界選手権で多くの好成績を残してきたイギリス女子中長距離チームが、キャメロン・マイヤー新任コーチとともに、どのように進化していくのか要注目だ。

参照:イギリス自転車競技連盟(British Cycling)

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