スノーバイク(Snow Bike)って何?

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スノーバイク発祥国で開催

2024年に史上初開催となる『UCIスノーバイク世界選手権』。記念すべき第1回大会の開催地はフランスのオート=サヴォワにある、シャテル(Châtel )。フランスを代表するスキーリゾートの1つだ。

日程は2024年2月10日〜11日に予定されている。

シャテルのあるオート=サヴォワは、全19の自転車競技の世界選手権を一斉に開催する「UCI自転車競技世界選手権」の第2回大会(2027年)の開催地にも選ばれている場所。フランスにとってはパリ2024オリンピックに先駆けて、自国をアピールする絶好の機会となるだろう。

(『2027 UCI自転車競技世界選手権』は夏季大会のため、スノーバイクは実施されない)

ダビデ・ラパルティアン氏「新たなアトラクション」

(UCI会長)

 

「シャテルでの『第1回スノーバイク世界選手権』開催は、この新種目を世界レベルのスポーツとして構築していく上で、大きな意味を待ちます。

多くのスキーリゾートがアクティビティの多様化に注力している昨今、スノーバイクは新たなアトラクションとなるでしょう。

そしてスノーバイクはマウンテンバイク種目の1つとして新たに加わります。マウンテンバイクは観光・レジャーの分野でも成長を遂げているアクティビティであり、主に春から秋にかけて盛んに行われます。そこにウィンタースポーツであるスノーバイクが加わるのです」

Michel Callot氏「自転車競技の多様性」

フランス自転車競技連盟 会長

「マウンテンバイク(MTB)の先進国であるフランスは、全てのMTB種目の発展に関心があります。国立のサーキットも擁する我が国だからこそ、スノーバイク発祥国となったことも不思議ではないでしょう。

シャテルでの『第1回スノーバイク世界選手権』開催は、シャテルやオート=サヴォワにおける自転車競技の多様性を祝う機会となり、スノーバイク推進のためにフランス自転車競技連盟が築き上げてきたイニシアチブを、具体的に表現する機会となるでしょう」

19の自転車競技にボリュームアップ!4年に1度の「UCI自転車競技世界選手権」複合大会/『2027 UCI自転車競技世界選手権』フランス・オート=サヴォワ