2021年12月28日〜30日、静岡県・静岡競輪場にて開催される『KEIRINグランプリ2021』。毎年年末に行われている、競輪界の最高峰レースだ。

静岡競輪場の特徴を知っておけば、KEIRINグランプリシリーズを楽しむのに大きく役立つはず。本記事では、静岡競輪場の基本データ、地元の選手、出場選手らの静岡競輪場との相性などについてご紹介する。

スマホスタンプを活用して特典をもらおう!/静岡競輪場 KEIRINグランプリ2021

静岡競輪場ってどんな競輪場?

静岡県にある屋外400mバンク。静岡競輪場公式サイトでの紹介は以下の通り。

「走路自体にクセがなく、全体的に平均的なバンクと言われている。直線も特に伸びるコースもなく、力で決まるバンクといった感じである。

ただ、建物の間から吹き込んでくる風が、ホーム・バック共に向かい風になる事があるので、風の強い日は先行選手には辛いだろう。決まり手だけ見ても、やはり追い込み有利の感は否めないだろう」

静岡競輪場のバンクレコード(最高上がりタイム)は1989年6月に佐藤仁選手が樹立した10.8秒。こちらは1981年に記録された富山競輪場のバンクレコードに次ぐ、2番目に長い「防衛日数」を誇る記録だ。

250m、333m、400m、500m…バンク規格は走りにどれだけ影響する?

決まり手と直近4ヶ月成績

静岡競輪場での1着決まり手は「差し」が1番多く41%。2着決まり手は「マーク」の43%が最多となっている。

では、出場選手たちの直近4ヶ月の成績における決まり手(1着・2着に入った時の勝ち方)はどうなっているだろう?

『KEIRINグランプリ2021』出場選手で「差し」や「マーク」での勝率が高いのは佐藤慎太郎、松浦悠士、平原康多、守澤太志あたり。

『ヤンググランプリ2021』選手は、どの選手も直近4ヶ月は「逃げ」や「捲り」が主体となっている。

『ガールズグランプリ2021』出場選手では、石井寛子、小林莉子、坂口楓華あたりが「差し」での勝率が比較的高いが、全体的にヤンググランプリ同様「逃げ」や「捲り」が主体となっている。

※2021年12月6日時点の情報

地元選手は?

KEIRINグランプリ2021、ヤンググランプリ2021、ガールズグランプリ2021に出場予定の全25人の中で静岡競輪場をホームバンクとする選手は0人。地区の区分でみると、神奈川の郡司浩平が唯一南関東の地元地区となる。

好成績を残した選手は?

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