高橋晋也
福島県登録の115期で、1994年生まれ。2019年にデビューし同年中にS級2班に特別昇級、2021年1月づけでS級1班になっている。ヤンググランプリは2020年に続き2度目の出場。
日本競輪学校(現:養成所)の成績は14位。「ものすごいエース」という感じではない順位だが、そもそもスピードスケートからの転向ののち4浪し、5回目の受験で競輪学校に合格したという経歴の持ち主だ。
そこから競輪学校に入学、在学中に適性を見出されHPD(ハイパフォーマンスディビジョン)に入ることになり、一時期はトラックナショナルチームにも加入していた。凄まじい勢いで成長した選手と言えるだろう。
町田太我
広島県登録の117期で、2000年生まれ。2020年にデビューし、同年中にS級2班に特別昇級している。
養成所順位は11位だが、養成所史上初めてすべての記録会でゴールデンキャップ賞を獲得した経歴の持ち主。2021年の『サマーナイトフェスティバル』にて、初のG2レース出場を果たした。
佐々木悠葵
群馬県登録の115期で、1995年生まれ。2019年にデビューし同年12月にA級2班に上がったものの、S級に上がるにはさらに1年の期間を要した(2021年11月27日にS級2班特別昇級)。
長年バスケットボールをやっており、競輪学校には適性試験(自転車競技未経験者向けの試験)で合格。未経験スタートながら競輪学校順位は6位で、卒業記念レースでも決勝に進出と、適性試験組としてはトップ成績を誇った。
石原颯
香川県登録の117期で、1999年生まれ。2020年にデビューし同年中にA級2班に特別昇班し、翌年1月にS級2班へ特別昇級した。
養成所成績は28位で、ゴールデンキャップ賞も未獲得、卒業記念レースでも決勝まで進出していない。養成所時代に華々しい成績を残したわけではないが、2021年は平均競走得点上位に入り、ヤンググランプリに選出された。