トラック世界選手権2018のケイリンで銀メダルを獲得した河端朋之選手へ、レースの感想を訊ねた。
銀メダル獲得おめでとうございます!
みんな強かったです。自分は脚を溜めて一発を狙うしかありませんでした。自力というよりは、追いかけて、短い距離で力を出すことを狙ってました。その中で銀メダルを獲れたということは一つの自信になるので嬉しいです。
混戦となった2回戦〜決勝と、レースの展開は良く見えていましたか?
落ち着いて見れていました。何よりも自分はそんなに器用な選手でもないので、あまり深く考えず一発どこかで駆けるだけ、とレースに臨んだのが良かったと思います。
決勝の前はどのようなことを考えていましたか?
予選から変わらず、自分ができることをやろうと考えていました。誰が気になるとか、そんなことは考えずに、自分のレースをしようと思い、それが結果につながりました。
世界の頂点まであと一歩、頂きは見えましたか?
やっぱり皆が自分の力で走っている中で、僕は最後に刺しただけなので、自分もどこかで仕掛けれるような力がまだまだ必要だかと感じました。
ゴールした瞬間どうでしたか?
嬉しいけど、金メダルに届きそうだったということを考えると悔しいです。
世界選手権2位という結果の要因は?
とにかく自分のできることをしっかりと把握し、自信を持ってレースをしろとブノワコーチにいつも言われています。
この結果は2年後の東京オリンピックに繋がりますよね?
はい。これを次のシーズンに繋げていきたいと思います。