東京2020オリンピアンの中村妃智が競技引退を発表
東京2020オリンピック マディソン種目に出場した中村妃智が、自転車競技引退を表明。日本ナショナルチームには、約8年間在籍。女子中長距離種目において、長きにわたり第一線で戦ってきた。
現役最後に挑むレースは、現在開催を延期している「全日本選手権トラック」を予定。今後は“支えてもらってた側から、自転車界を支える側へ”進むという、中村選手の今後の活躍にも期待したい。
寬仁親王杯、平原康多が制す
ナショナルチームからは新田祐大、新山響平、菊池岳仁が出場。
制したのは自身4年ぶりのG1制覇となった平原康多。本年のファン投票でも1位に選出されるなど、ファンの期待を背負った優勝となった。
新生ジャパン、世界選手権へ
東京2020オリンピック直後の世界選手権、新生ジャパンの新たな船出となった。
短距離は松井宏佑、山﨑賢人、寺崎浩平、小原佑太、太田りゆ、梅川風子、佐藤水菜の7選手。中長距離は橋本英也、窪木一茂、今村駿介、梶原悠未、鈴木奈央の5人、計12人の選手が参加。
女子ケイリンにて佐藤水菜が準優勝隣、日本チームとしては4年連続ケイリン種目で表彰台を飾った。
なお、太田りゆをはじめとした一部の選手はこの大会での走りが評価され、5戦4カ国で開催されるチャンピオンズリーグの参加が内定した。
世界のトップ選手だけが招待制で参加できるチャンピョンズリーグに今回の世界選手権のスプリントが評価されて招待状が届きました✉️ 𓈒𓏸︎︎︎︎
とても急な話で明日帰国予定でしたが、日本に帰らず、このままスペインのマヨルカ島に移動して5戦4カ国を転戦してきます。帰国は12月半ばになります! pic.twitter.com/ORyWn8Xrr8— 太田りゆ/RIYU OHTA (@keirin_riyu) October 25, 2021
深谷知広、ナショナルチームを引退
2021年10月25日深谷知広がナショナルチームを引退することを発表した。「平成の怪物」とも呼ばれた深谷、ワールドカップでは銀を1つ、銅を2つ獲得した。
これからは次世代の選手達の力になるための道を探していくという。
ヤンググランプリ2021の出場選手発表
年末に行われる若手No.1を決めるレース『ヤンググランプリ2021』の出場予定選手が発表。正選手として選出されている山口拳矢は『KEIRINグランプリ2021』も射程圏内のため、山口がどちらに参加するかを含めた実質的な正式発表は、11月の『競輪祭(G1)』の後となる。