トラック世界選手権2018の男子チームパシュートは、2016リオデジャネイロ五輪で世界記録を出し金メダルを獲得したイギリスが、デンマークを下し優勝を果たした。
決勝出場メンバー
| チーム | 選手名 |
|---|---|
| イギリス | CLANCY Edward EMADI Kian HAYTER Ethan TANFIELD Charlie |
| デンマーク | LARSEN Niklas JOHANSEN Julius MADSEN Frederik von FOLSACH Casper |
男子チームパシュートは大会2日目に決勝および3位決定戦が行われた。勝ち上がったのは4チーム。金メダルをかけてイギリスとデンマーク。銅メダル争いはイタリアとドイツとなった。
予選
予選はイギリス、1回戦はデンマークとここまでそれぞれトップタイムで勝ち上がってきた両者の対決。

イギリス
まず最初の1kmをデンマークが先に通過。その差はおよそ1秒。続く2kmもデンマークが先に通過するが、その差はおよそ0.3秒となり、イギリスが追い上げる。そして3kmではイギリスが逆転、デンマークにおよそ0.5秒の差をつけてしまう。
最後の1km。ペースを保つイギリスチームとペースダウンしたデンマークチーム。先にフィニッシュラインを割ったのはイギリスチーム。フィニッシュタイムを3分53秒389として3分55秒232のデンマークに勝ち、この種目の世界チャンピオンとなった。
3位決定戦はイタリアがドイツを下して勝利。この結果表彰台は1位にイギリス、2位にデンマーク。3位にイタリアの順番になった。
決勝リザルト
| 順位 | チーム | 選手名 | TIME |
| 1 | イギリス | CLANCY Edward | 3:53.389 |
| EMADI Kian | |||
| HAYTER Ethan | |||
| TANFIELD Charlie | |||
| 2 | デンマーク | LARSEN Niklas | 3:55.232 |
| JOHANSEN Julius | |||
| MADSEN Frederik | |||
| von FOLSACH Casper | |||
| 3 | イタリア | CONSONNI Simone | 3:54.606 |
| BERTAZZO Liam | |||
| GANNA Filippo | |||
| LAMON Francesco | |||
| 4 | ドイツ | SCHOMBER Nils | 3:56.594 |
| GROSS Felix | |||
| REINHARDT Theo | |||
| THIELE Kersten | |||
| 9 | 日本 | 近谷涼 | |
| 一丸尚伍 | |||
| 沢田桂太郎 | |||
| 今村駿介 |
Text : Mizuki Ida
Photo : Shutaro Mochizuki



