静岡県伊豆市にある日本競輪選手養成所(JIK)は、9月24日(金)に早期卒業認定委員会を開催し、中野慎詞候補生を、早期卒業候補者として選定した。121回生としては太田海也候補生が既に早期卒業候補者として選定されており、2人目となる。

中野候補生は9月7、8、10日で実施した第2回記録会においてゴールデンキャップを獲得、かつ1000mタイムトライアルにおいて早期卒業の基準タイムを上回った。

関連記事:【史上最多】中野慎詞、太田海也ら8人がゴールデンキャップ獲得/JIK(日本競輪選手養成所)121・122回生 第2回記録会

今後、中野候補生は所定の試験や資格検定へ合格すると、通常より半年早い2022年1月にデビューとなる。

中野慎詞プロフィール

生年月日:1999年6月8日
年齢:22 歳
府県:岩手県
最終学歴:早稲田大学在学
競技歴:2021『TISSOT UCIネーションズカップ』第2戦 男子チームスプリント金メダル、dream SEEKER RACING所属

第2回記録会の結果

200mFD:10秒69
400mFD:22秒23
1000mTT:1分5秒93
3000mTT:3分47秒58

早期卒業とは?

養成所で行われる第1回、第2回記録会にて、ゴールデンキャップを獲得し、かつ200mまたは1000m(女子は500m)の独走タイムが基準タイムをクリアした場合、早期卒業候補者として選定される。

選定されたのちも、卒業認定考査への合格や、訓練の必要履修数をクリアするなどの条件がある。これらの条件を満たすことができれば、本来なら2022年7月デビューのところを、2022年1月に競輪選手としてのデビューが可能となる。

早期卒業に関する規則

1/2 Page