一丸尚伍

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近谷涼

近谷涼

Q:結果を振り返っていかがですか?

3000mTTは3分41秒で2位。1位も同じ41秒だったんですが、コンマ差で負けてしまいました。前回と比べると、すべてのタイムを更新しています。3000mは前回より5秒縮めました。

しかし本当は「もうちょっといける」と思ってました。練習で2000m走った時に良いタイムだったので、30秒中盤くらいまでいけるかなと思ってました。序盤に少し風があり、思ったようにスピードに乗せることができませんでした。その状況で5秒縮められたのは良かったと思います。

Q:では、全体的な満足度で言うと?

前回は赤の帽子の成績でした。上からゴールデン、白、赤、黒、青の5段階なんですが、「第2回は白キャップを獲りたい」の目標でここまでやってきました。練習の成果もあり、無事に白キャップを獲得できたので、その点に関しては満足です。

ただタイム的には目標に届いていない種目がほとんどなので、次の第3回記録会に向けてまたトレーニングしていきたいと思います。

近谷涼

後ろに誰かいる……

Q:「ここを鍛えていけばいい」と自分で見えているものはありますか?

これまで長年カーボンフレームに乗っていて、養成所に入って初めて鉄フレームに乗り、「乗りこなせていない」感がまだあります。カーボンの自転車は「体の一部」みたいに思うんですが、鉄はまだそうなれていない。

休日などにも自主的に鉄フレームに乗り続けたことがタイムに繋がったと思いますので、今後も鉄フレームを乗りこなすためのトレーニングを続けていきたいです。まだまだタイムは延ばせると思います。

Q:結構時間がかかるものなんですね。

そうですね。競技歴14年くらいになるんですが、これまでトラックもロードもカーボンに乗ってきました。競輪の鉄フレームはまだ4ヶ月くらい。長い年数乗ってる分、カーボンが体に染み付いてしまっています。鉄フレームに関しては初心者ですね。

近谷涼, 1000mTT, 第121,122回生 第2回記録会

Q:最後に、オリンピックで印象的だった走りを教えてください。

やっぱり、自分が東京オリンピックを目指していたチームパシュート。予選から全部見たんですが、全体的にスピードが何段階も上がっていました。機材の進化もそうですし、「人間の力はどこまで行くんだろう」と思わされました。次のパリオリンピックの時にはどこまで速くなるんだろうと思うと、面白いです。想像できない域にいくんでしょうね。

近谷涼, 200mTT, 第121,122回生 第2回記録会

荒川仁

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