トラック世界選手権2018、大会前日にワールドカップ金メダルの脇本雄太、アジア選手権で優勝し出場枠を勝ち取った河端朋之、そして今大会“2つの10”を掲げた小林優香選手へインタビュー。
小林優香:コンディションはバッチリ、2つの10がキーワード
コンディションも良いので、スプリントは予選でも本戦でも10位以内を目指したいです。そして、予選(200mフライングラップ)では10秒台を狙いたいですね。
今まで積み上げてきた作戦や脚があるのと、しっかり追い込んできたので、あとは自分のメンタルだと思います。
河端朋之:自ら勝ち取った出場枠に自信を持って臨む
アジア選手権のケイリンで優勝出来なかったら無かった枠なので、このチャンスを活かして走りたいです。常に意識しろと言われているのが「自分に自信を持ち、自分のペースで仕掛けられるようにしろ」ということです。自ら勝ち取った今回のケイリンの出場枠。とにかく、自分が行くと決めたところで、自信を持って仕掛けるレースを心がけていきたいです。
新体制下でトレーニングをしっかり積んだ状態で臨むのは初めての大会なので、どれだけ成長できているか?を確認できる大会だとも思います。
脇本雄太:ワールドカップ金を自信に、世界選手権でも金を狙う
ワールドカップでは金メダルを穫れたので、世界選手権でも「結果を出せる」という自信を持って走ることが大事だと思っています。
この1年で、(大きな)ギアを踏むパワーを得たし、気持ちの部分でも“勝てる自信”が得られました。この世界選手権で勝ち上がるために、自分が1番重要だと考えている事は「恐れない」という事です。相手もこの世界選手権のために仕上げて来ていますが、それに対して、自分がどれだけ自信を持って戦う事が出来るかが大事だと思います。
気になる選手はアイラース選手、そしてグレッツァー選手ですね。特にグレッツァー選手は強敵だと思います。勝てる自信は…正直なところ半々ですね。ただ、五分五分で戦える自信はあります。ワールドカップで金メダルを獲れた事を自信に、世界選手権でも金メダルを獲れる様に頑張りたいと思います。