優勝インタビュー
ホッとしている
優勝おめでとうございます
ありがとうございます。
今の率直なお気持ちを聴かせてください
ホッとしています。
これでG1(優勝)は7回目ですが、この回数に関してはいかがでしょうか
回数よりも一戦一戦をしっかりと戦うということをいつも考えています。
特に今年はオリンピックのポイントが始まる年なので、早い段階でグランプリ出場権利を獲得しておきたいという気持ちです。
そういった意味でも今回の優勝は大きですね
オリンピックとなると、まだまだ今の力では世界に通用しないとわかっているので、しっかりとしたトレーニングの期間を設けたいと1月の(マイアミ合宿での)トレーニングをして感じました。
強いだけでは勝てないG1
今年の残りのG1についての意欲はいかがでしょうか
そこはあまり考えていないです。G1は獲れるタイミングがあると思いますし、力が強いから出るというわけでもないので、うまく自分の中に運だったり色々なものが入ってきて獲れるものだと思っています。
強いだけで獲れるなら、今までの(選手の)人たちもみんな獲れてると思いますし、そういうところがまだまだ自分には足りないと思っています。
出し惜しみせずに行けるところで力を出そう
決勝のレース展開についてはどうでしたか
スタートは牽制になるだろうと思っていまして、なかったら出ようとは思っていました。
少し待っていたら、ラインが分かれる形になったので、そこからは動いた流れの中で勝負どころを(探していこうと)。一番後ろにならないようにということだけを考えていました。
準決勝もそうでしたが、2段駆けになると予想されてましたか?
準決勝は「2段駆けになるかな」くらいだったのですが、決勝では仕掛けるタイミングとスピード次第では番手捲りもあるのかなとは思っていました。
先に吉澤選手が仕掛け、新田選手が捲っていたときに平原選手がブロックされ、さらに外になりましたが、その辺りの間合いはいかがでしたか?
自分の想像していた、最高の理想通りの展開になりました。あとはもう、昨日(準決勝)の失敗があるので、出し惜しみせずに行けるところで力を出そうという気持ちで走りました。
今年はG1中心の出場
世界選手権の後、ウィナーズカップを走って、次は4月でしょうか?
4月は(西武園)記念しかないので、おそらく今年は記念を走らない方向で行くのではないかと、現時点で監督とは話しています。まだわかりませんが…
今年から、(オリンピック出場のため)競輪の舞台に立つことがなかなか少なくなってくるのではないかなと思っています。
今年はG1中心の出場になりそうですか?
そうなると思います。
2019年全日本選抜競輪は別府
新田選手は今年は更に本格的にオリンピックへ向けてトレーニングを開始する模様だ。競輪で走る姿が少なくなるのは寂しい限りだが、世界で活躍する新田選手の姿に期待をしたい。
次の全日本選抜競輪は大分県別府市での開催に決まっている。