2018年2月12日に四日市競輪場で開催された、第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪の最終日12R S級決勝を新田祐大選手が初優勝。今年最初のG1を制しKEIRINグランプリ2018出場権をいち早く獲得した。

新田は2017年にG1を2度制覇。2018年も昨年の勢いままに強さを見せつけている。このあと2月28日よりオランダで開催されるトラック世界選手権2018にも出場が見込まれ、トラック競技でも新田旋風に期待が高まる。

G1レース7回目の優勝

第33回全日本選抜競輪の最終日、12Rの決勝で新田祐大選手が優勝!!複数の選手が捲る中で、最終的に2着と1車身差をつけて圧巻のゴール。

予選、準決勝とレース展開に「もっと上手くやりたい」と自らに課題を残していた新田選手だが、決勝では「自分が想像する最高に理想的なポジションが取れた」と語った。「この4日間が、疲れ切っている中でここまでやれる、という証明になる」その言葉が証明された。

レース展開

最終周回手前から、3番古性優作(大阪/100期)を先頭とした近畿ライン3名が先頭にたち主導権を握る。古性をマークしていた9番村上義弘(京都/73期)が番手捲りを見せる。その直後から8番手につけていた1番新田祐大(福島/90期)が大外から加速し。最後は、2着と1車身差をつけてゴールし、優勝を勝ち獲った。

ダイジェスト

結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 1 新田祐大 32 福島 90 SS 11.6 捲り
2 9 村上義弘 43 京都 73 S1 1 車身 12.1 捲り B
3 7 村上博幸 38 京都 86 S1 1 車輪 12.0
4 6 山田英明 34 佐賀 89 S1 1/8車輪 11.6
5 4 椎木尾拓哉 32 和歌山 93 S1 3/4車身 11.9
6 5 平原康多 35 埼玉 87 SS 1/4車輪 12.0
7 8 原田研太朗 27 徳島 98 S1 1 車身 12.0
8 2 吉澤純平 32 茨城 101 S1 3/4車身 12.3
9 3 古性優作 26 大阪 100 S1 大差 14.8 H

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