KEIRINグランプリ2017の優勝者「覇王」は浅井康太

優勝賞金1億円を賭けた2017年の競輪界を締めくくるビッグイベント、KEIRINグランプリ2017が12月30日に平塚競輪場行われ、浅井康太が2度目の優勝を果たした。2着は武田豊樹、3着は新田祐大

KEIRINグランプリ2017出場選手

1 新田祐大 福島/90期
2 三谷竜生 奈良/101期
3 平原康多 埼玉/87期
4 深谷知広(前夜祭は欠席) 愛知/96期
5 諸橋愛 新潟/79期
6 桑原大志 山口/80期
7 渡邉一成 福島/88期
8 武田豊樹 茨城/88期
9 浅井康太 三重/90期

競輪界、最強同士の対決

レースは誘導員のあとに三谷竜生-桑原大志ラインが先頭、その後ろに深谷-浅井、そして関東の3人(平原-武田-諸橋)、最後に新田-渡邉と続き、スタートした。

競輪グランプリ2017

残り2周を前に新田-渡邉が上昇し、深谷-浅井の前へ位置取る。残り2周を切ると関東ラインが上昇。それに合わせ、深谷-浅井の中部ラインも上昇していく。

残り1周を前に深谷-浅井が先頭、次に関東ライン、続くのは三谷-桑原、そして最後尾に福島の新田-渡邉となる。

残り半周で後方から新田-渡邉が捲くりあげていく。先頭は粘る深谷。

最終コーナーを前に関東の3番手となっていた諸橋が深谷-浅井のラインの真ん中に割り入ろうとするも、浅井に弾かれた諸橋が落車。これに横にいた深谷と後続の桑原が巻き込まれる。

平塚に沸き起こった深谷知広コール、KEIRINグランプリ2017もう一人の主役

最終ストレートでは武田が前を走る浅井を追うも届かず。見事に浅井が年内最後のレースの王者となり、今年のレースを締めくくった。

尚、2着は武田、そして3着は外から仕掛けた新田が入った。

「落ち着いて考えることができた」2度目のGP優勝