山﨑賢人選手インタビュー
Q:まずこの「予行練習」へのモチベーションはどうだったのでしょうか?
競技の経験が無い中で自分がどれくらい走れるのか、どれくらい他の選手と差があるのか、しっかり自分の力を出して感じることが目的でした。最後のケイリンだけではなく、他の種目でも勝ちたかったのですが、スプリントは全敗しました。負けて後から考えていろいろ分かったことはあります。
Q:最後のレースはBチームメンバーだけのレースとなりましたが、感想は?
皆疲れているだろうなとは思っていました。本当は新山選手をかわして先頭に立ち、どこまでいけるかなといったレースをしようと思っていたのですが、前にいた新山選手が踏み上げていったので、付いていく形になりました。レースとしてはそのような感じです。
Q:なかなかこのようなガチンコレースは経験出来ないと思いますが?
はい。新鮮でした。Aチームに勝てなければレースに出られないでしょうし、危機感を感じるシュミレーションになりました。でも今回はちょっと結果がダメ過ぎました・・・
Q:この場に居るということは、パリオリンピックを目指すということでしょうか?
はい。しっかり目指して頑張ります。
寺崎浩平選手インタビュー
Q:競輪では大活躍中ですが、競技に難しさは感じますか?
やはりスピードが違うので、まだスピードに慣れていないというのはあります。
Q:そのスピードというと加速?それともトップスピード?
両方ですね。元々競技では中距離を走っていたので、短距離にまだ対応出来ていない感じです。単純にAチームの選手やスピードがある選手たちと比べるとスピードが足りないです。
スプリントの予選では今回自分の中で初めて9秒台(9秒9)を出せたのですが、9秒7位は出せないと勝負の土俵に立てないので、もっと突き詰めていかないといけません。ただ、自分の中での最低限の目標としていた9秒台を出せたことは収穫でした。
Q:パリオリンピックは本気で狙っていますよね?
はい。現状だと厳しいとは思っていますが、まだナショナルチームに入って半年です。まだまだ成長出来る余地はまだまだあると思うので、自分が出来る限界までやりたいと思います。
今後も白熱のAチームのレースの模様、男子チームスプリント、オムニアムなどの様子など数回に分けてお伝えします。