2020年6月15日〜17日、日本競輪選手養成所にて119・120回生の第1回記録会が行われた。自転車トラック競技中長距離から競輪へ挑戦を始めた窪木一茂・吉川美穂・新村穣の3選手へインタビューを実施。初の記録会を経て、彼ら・彼女らの手応えはどうだったのか?
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窪木一茂「テレホンカードが嬉しい」
ゴールデンキャップ、早期卒業のタイムを狙ってたのですが、それに到達できませんでした。全体的にタイムが出ていたので、それに便乗する形で自分もタイムを出せてはいたのですが、とても悔しい気持ちです。
Q:橋本英也選手の記録は意識してました?(橋本英也の持つ3000mの歴代記録更新が期待されていた)
皆が言うので意識はしてました。でもスチールフレームに慣れていないので「ダメならしょうがない」とも思っていました。そういう部分では楽しんで挑戦していたと思います。
Q:これまでの生活とのギャップはどうですか?
制限がとても多く、注意しなきゃいけないことが本当にたくさんあります。それらを守ることに必死で、ようやく慣れてきたなという感じです。規則が多いですが、それらは全て競輪選手になってからも関係してくることだと承知しています。
Q:今後楽しみなことは?
「ようやく生活がスタートした」という感じがしています。今回の記録会もみんなで応援して、学生生活ならぬ寮生活、という感じ。これを皮切りに第2回、第3回の記録会へと進んでいくので、この生活全体が楽しみです。
養成所では公衆電話の使用は決められた時間内であれば可能です。今回の記録会で種目1位の賞品でテレホンカードを沢山貰えたのが、本当に嬉しいです。
Q:養成所の食事で、1番美味しかったものは?
お好み焼きです。鰹節が取り放題なので、しっかりかけて食べました。あと、きなこ餅も美味しくて、おかわりしちゃいました(笑)