中川誠一郎「チャンスをしっかり仕留める」

今年のレースでは、同郷の後輩のおかげで優勝できたことが印象的です。

前夜祭では単騎とおっしゃていましたが、変わりはありませんか?

単騎です。スタートして、その時の展開次第で誰かの後につくことはあるかもしれませんが、前もって決めてはいません。

自分から展開を作るようなレースはしないので、チャンスをしっかり仕留めたいと思います。

松浦悠士「清水と2人で決まるように」

2019年は自分のやりたいレースができた良い1年だったと思います。清水くんが自力でGⅠを獲れる選手だと感じ、彼を差すことができれば自分もGⅠを獲れると考え、それが実現したのが競輪祭でした。他のレースも印象に残ったものはありますが、やはり初タイトルということで、競輪祭が1番印象に残ったレースです。

競輪祭以降、お祝いなども多かったと思いますが、どのように過ごして来ましたか?

取材やお祝いのメッセージをいただいて、少し忙しくさせていただきました。練習などはいつも通りやっています。直前の感触もいつも通りです。GⅠなどのビッグレースの前には最高の状態に持ってくるようにしていますが、今回も同じ状態です。

立川競輪場のバンクの印象はどうですか?

今日は練習時間が終わってしまってたので走っていませんし、最後に走ったのも3年ほど前なので印象もあまりないです。検車場や食堂も覚えてないような状態でした。明日、明後日に走ってみて感触を確かめたいと思います。

3日後のグランプリは清水選手と走るということでよろしいですか?

はい、2人で決まるように走りたいと思います。

脇本雄太「オリンピック前、気持ちも入っている」

去年以上に今年は競技に専念した1年でした。自分の中では充実した1年だったと思います。トラックワールドカップを振り返ると、思うような結果は出なかったものの、得たものはある大会だったと思います。

2019年の思い出のレースは何でしょう?

ちょっと細かくなりますが、ウィナーズカップの初日です。S級S班になって初めてのレースだったので、緊張していました。それがうまくいって良かったという思い出があります。

前回の名古屋オールスターからかなり時間が空いています。

そうですね、これだけ空いたのは初めてだと思います。これまで以上に気持ちを引き締めないと、と思っています。

競輪の自転車には名古屋オールスター以来乗ってませんでした。直前に競輪の自転車で練習をしても違和感はありませんが、普段は周長の違う所で走っているので、実際に乗らないとわからない所はあるかなと思います。

バンクコンディションもそうですね。先ほど練習をしてきましたが、風が強くてまともに乗れる状態じゃなかったです。環境がガラッと変わるので、少し難しいところはあるかもしれません。

それでも他の人たちより練習をしているという自負はありますので、頑張りたいと思います。

立川競輪場は、以前はよく走られてましたよね。

記念もよく走ってましたし、ヤンググランプリもここで走りました。印象としてもその時と変わらないと思ってます。

グランプリは2回目ですが、1回経験したことで気持ちは違いますか?

グランプリの過ごし方もわかってきていますし、去年より良い結果が出せるんじゃないかなと思ってます。個人的にはガールズ、ヤングも各日ありますし、楽しみですね。緊張はしてないです。東京オリンピックも近いですし、気持ちも入ってます。

本番はどのようなレースをしたいですか?

近畿は2人ですが、2人でも印象に残るレースをしたいと思います。

佐藤慎太郎、清水裕友、郡司浩平