第1次抽選、追加抽選がすでに行われている東京2020オリンピック観戦チケット。待望の第2次抽選が開始されているが、”第2希望”と”カスケード”って何?という方も多いのでは。この記事ではオリンピックチケット購入に際する”第2希望”と”カスケード”の違いを解説しよう。

■関連記事

【11月26日まで】東京2020オリンピック観戦チケット第2次抽選が開始

「リセールってどんな制度?」オリンピックチケット2次抽選申し込み前に知っておきたいこと

【11月26日まで】東京2020オリンピック観戦チケット第2次抽選が開始

公式サイトの「オリンピック観戦チケットの抽選申込・購入手続」のページを見てみると・・・

「第2希望サービス?カスケードサービス?」

両方とも「当選確率を上げるためのサービス」。しかし少しややこしいので、今回の記事ではこの2つのサービスの違いについてご説明する。

カスケードサービスとは?

まずはチケット申し込みの際に先に出てくる「カスケードサービス」から。これは申し込んだセッション内で、ひとつ下のランクの席種にも同時に申し込みができる制度だ。

応募ページ右側の「カートに入れる」を選択する前に「カスケード」を「オン」にしてみると、ポップアップで説明が表示される。

例えばこの申し込みの場合、希望している「トラック競技8月9日開催のA席1枚」に落選しても、カスケードで当選すれば同セッションのひとつ下のランクの席種、すなわち「トラック競技8月9日開催のB席1枚」を購入することができるということだ。

カスケードは第1希望・第2希望共に設定することができる。

第2希望サービスとは?

次は「第2希望サービス」。ひとつ目のチケットをカートに入れると「第2希望を追加する」ボタンが現れる。

ボタンを押すと説明がポップアップ表示される。

第2希望では、第1希望と同じセッションの同席種、あるいは別席種を選択することはできない。(例えば8月9日のトラック競技のA席をすでに申し込んでいる場合、同じ日付のトラック競技はどの席種であっても第2希望として設定することはできない)

オリンピックチケット 第2希望

すでにA席を申し込んでいるセッションでB席を選択してみた場合

申し込み・購入の上限

オリンピックチケット 2次抽選

「申込一覧」のページからどんどんチケットを追加することができるが、申込枚数の上限は18枚となっている。

試しにチケットをたくさんカートに入れてみると、18枚をオーバーする申し込みの際にポップアップが表示され、申し込みができなかった。

第2希望サービス、カスケードサービスについてお伝えした。最大枚数は18枚となっているが、もし余分に当選してしまってもリセールサービスを除いては転売することができない。予算や予定をよく考慮して申し込もう。

「リセールってどんな制度?」オリンピックチケット2次抽選申し込み前に知っておきたいこと

尚、オリンピックチケットの2次抽選申し込みは11月26日までとなっている。

詳しくは公式サイトにて
自転車競技種目の開催スケジュール