【11月】ワールドカップの開幕
UCIトラックワールドカップ第1戦 ミンスク大会

東京オリンピック出場に向けて十分なポイントを保持していない国にとっては、1戦1戦の結果が重要となるワールドカップシーズン開幕戦。欧州諸国の世界王者や強豪が揃い、初戦から世界選手権さながらの大会となった。日本からは太田りゆに加えてワールドカップデビューの松井宏佑と小原佑太の3人が出場。
男子ケイリンでは松井がワールドカップ初出場ながら、強豪相手に銅メダルを獲得。
中・長種目ではチーム・イネオスでも活躍するフィリポ・ガンナ(イタリア)が個人パシュートにて4分切りに迫る4分2秒647を記録。世界記録更新と金メダル獲得を同時に達成し、個人パシュート世界王者らしい走りとなった。
1日に2度の世界記録更新、フィリポ・ガンナ(イタリア/チーム・イネオス)/男子個人パシュート・2019-2020トラックワールドカップ第1戦ベラルーシ
UCIトラックワールドカップ第2戦 グラスゴー大会
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第2戦からの連戦となる松井・小原・太田の3人と、深谷知広、今村駿介、梶原悠未、中村妃智の計7人が日本から出場。
深谷が男子スプリントにてポーランドのマテウス・ルディクを破り銅メダルを獲得。14年ぶりに日本がワールドカップ男子スプリントにてメダルを獲得し、東京オリンピックに向けて着々と進化している事を世界に見せつけた。
UCIトラックワールドカップ第3戦 香港大会
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深谷が男子スプリント銅、小林が女子ケイリン銅、梶原がオムニアム金と日本のメダルラッシュとなった第3戦。
そしてスプリント現世界王者のハリー・ラブレイセン(オランダ)が安定した強さで男子スプリント種目ワールドカップ3連覇。短距離界の女王リー・ワイジーも、地元香港にて圧巻の走りで女子スプリント3連覇を果たす。
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