【12月】ワールドカップも折り返しへ

UCIトラックワールドカップ第4戦 ニュージーランド大会

Men's Team Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, 深谷知広 新田祐大 雨谷一樹

ワールドカップ折り返しとなった第4戦でも日本の勢いは止まらず。

チームスプリントで日本が42秒790で日本記録更新と共に16年ぶりの金メダル。男子スプリントでは深谷知広が200mFTTを9秒609で日本記録を更新した後に銀メダル、新田祐大が銅メダルを獲得した。

男子ケイリンでは甲状腺ガンの手術を終えたマシュー・グレーツァー(オーストラリア)が競技復帰とともに銅メダル。逆境を跳ね除けて再び世界の舞台へと戻ってきた。

脇本雄太、先行で粘るも優勝はアワン/男子ケイリン・2019-2020トラックワールドカップ第4戦ニュージーランド

男子チームパシュートでは日本はメダルに届かなかったものの、日本記録を1秒以上更新する3分56秒287をマーク。

中・長距離女子のエース梶原悠未が、ジェニファー・バレンテ(アメリカ)やアリソン・ベバレッジ(カナダ)の強豪勢を破り、オムニアムにて2大会連続の金メダルを獲得。日本短距離勢に負けじと活躍した。

UCIトラックワールドカップ第5戦 ブリスベン大会

Final / Men's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia

大会1日目の男子チームスプリントで日本が大会2連覇を達成。BMX出身の長迫吉拓を助っ人として迎え、再びポーランドを破っての勝利となった。

【詳報】因縁の対決を制した日本、2大会連続の金メダル獲得/男子チームスプリント(新田祐大/深谷知広/長迫吉拓)・2019-2020トラックワールドカップ第5戦オーストラリア

中・長距離種目ではロジャー・クルーゲ(ドイツ)やキャメロン・マイヤー(オーストラリア)、アーロン・ゲイト(ニュージーランド)といったロードレースでも世界の第一線で活躍中の選手たちと、肩を並べた橋本英也がオムニアムにて銅メダルを獲得。橋本は2年ぶりのワールドカップメダル獲得となり、女子の梶原と同様に東京オリンピックでのメダル獲得の可能性を示した。

Men's Omnium / Point Race / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, 橋本英也