2種目目:テンポレース
2種目目のテンポレースは毎周回フィニッシュラインを1着通過した選手に1ポイントが与えられ、その合計ポイントで順位が決定する。また、1周追い抜きが成功すれば20ポイントが獲得できる。
ポイント周回は26周回。スタートの号砲と共に飛び出したのは、ファン・ティンイェン(台湾)とチャン・スジ(韓国)の2人。
そのまま集団から抜け出して、フィニッシュポイントを2人でわけあう形でレースは進んでいく。
ファンが5ポイント、チャンが4ポイントをそれぞれ獲得し、残り17周を切ったところで後続のメイン集団が2人に追いつく。その直後に梶原がカウンターアタックで飛び出す。
梶原に追走したのは、ザベリンスカヤ(ウズベキスタン)とスルタノフ(カザフスタン)。この結果、梶原を含めた3人の先頭集団が形成される。
ザベリンスカヤと梶原が積極的にペースをあげて得点を重ね、さらに残り6周をきって集団に追いつき、3人が20点を追加した。
集団に追いついてからもザベリンスカヤが先頭に出て得点を重ねる中、この時点で2位をほぼ確定させていた梶原は、この後のレースに備えて集団内でフィニッシュした。
テンポレースのリザルト
1位:ザベリンスカヤ(ウズベキスタン) 27点
2位:梶原悠未(日本) 24点
3位:スルタノフ(カザフスタン) 21点
2種目目 テンポ後の暫定順位
1位:梶原悠未(日本) 78点
2位:リー・ジーウィン(香港) 70点
3位:ファン・ティンイェン(台湾) 68点
4位:ザベリンスカヤ(ウズベキスタン) 64点