3種目目:エリミネーション

エリミネーションは2周に1回、フィニッシュラインを最後に通過した選手がレースから除外され、最終的に最後まで残った選手が1位となる種目。暫定1位の梶原は、ここでも強さを見せる。

エリミネーションでレース中、最も好位置とされるのが集団前方のインコース。その位置にしっかり陣取ってレースを進めていくのは、梶原とザベリンスカヤ(ウズベキスタン)、スルタノフ(カザフスタン)。

徐々に人数が減っていく中、それでも危なげない走りをみせる梶原。一方で、残り5人となったところでスルタノフ(カザフスタン)が後方に下がり除外。さらに残り4人のスプリントで屈したザベリンスカヤがレースを降りた。

残りは3人。梶原、ワン・シャオフェイ(中国)、そしてリー・ジーウィン(香港)。先頭はリー・ジーウィン。2番手に梶原が構え、バックストレートで梶原がペダルを踏み込むとあっと言う間に抜き去り、 リー・ジーウィンは踏み込むのを諦める。

残りは2人。梶原と中国のワン・シャオフェイ。残り1周の鐘が鳴ったホームストレートで中国のワンが梶原のインコースをつき前にでるとそのまま逃げ切り体制へ。しかし、冷静に追走を開始した梶原が3コーナーでワンを捕らえ、フィニッシュラインに先着した。

この結果、暫定総合2位に12点のアドバンテージをもって最終種目のポイントレースに臨むこととなった梶原。

エリミネーションのリザルト

1位:梶原悠未(日本)
2位:ワン・シャオフェイ(中国)
3位:リー・ジーウィン(香港)

3種目目 エリミネーション後の暫定順位

1位:梶原悠未(日本)118点
2位:リー・ジーウィン(香港)106点
3位:ワン・シャオフェイ(中国)102点

4種目目:ポイントレース