オリンピックへの道のり
「オリンピックまであと一年となりましたが、どうですか、この競輪界?」と話が振られると、新田選手は「日本発祥のオリンピック競技はケイリンと柔道だけ。しかしケイリンはなかなかメダルを取ることができない状況でしたが、近年は世界選手権でメダルを獲得し始め、徐々にオリンピックに向けてあったまってきています」と発言。
そしてその話の流れで、日本ナショナルチーム短距離ヘッドコーチのブノワ・ベトゥ氏、アシスタントコーチのジェイソン・ニブレット氏も登壇。
dream SEEKERのナショナルチームメンバーとコーチ陣で、トラック競技を真面目にPRした。
しかし程よくゆるいのが彼らである。
熊本競輪場への思い
また、ここでも深谷選手のフレームをステージ上にて紹介。1キロもない軽量のカーボンフレームであること、世界選手権で各競技の世界チャンピオンにもらったサインが入っていること、市販では120万円くらいのものであることなどを紹介すると、観客からは感嘆の声が上がった。
バーチャルレース3本勝負
第1戦 小林 vs デムーロ
壇上にはバーチャルレース用の自転車が2台。今度はこれを使ってゲームをすることに。第1戦はデムーロ騎手と小林選手。
明らかに力の差があるので、ブノワコーチがデムーロ騎手にアドバイスをすることに。そうなると小林選手にはジェイソンコーチがアドバイスを。「なんだかコーチ同士の対決みたいですね」と司会者。
結果は小林選手19秒36、デムーロ騎手25秒15で小林選手の圧勝。
終わって息を整える小林選手。騎手相手にも手加減一切なしの小林選手だった。
第2戦 山口 vs 高木
第2戦はガールズケイリン116期の同期対決。意気込みを聞かれると「えっと、勝ちます」と山口選手。ここまで事あるごとに「かわいい・・・」と呟かれていた彼女たちだったが、完全に戦士の目をしていた。
結果は山口選手18秒15、高木選手18秒62で山口選手の勝利。両者とも18秒台と、小林選手に勝る好タイムだった。