フランスの意地、バルデが山岳賞へ

アルプス初日の第18ステージでは、山岳賞のティム・ウェレンス(ロット・ソウダル)と山岳ステージでは上位常連、ツールでも総合2位に輝いた経験のある強豪ロマン・バルデによる争いに。大会序盤から逃げ集団に入る事で山岳ポイントを荒稼ぎしていたウェレンスだったが、バルデの圧倒的な登坂力の前に屈し、山岳賞ジャージを奪われることに。

その後、バルデは最終第21ステージまで山岳賞ジャージを守りきり開催国の選手としての意地を見せ、パリのシャンゼリゼを駆け抜けた。

サガン、7回目のポイント賞

自身7回目のポイント賞獲得を目指して、例年通り大会序盤からスプリントポイントを荒稼ぎしていたペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)。着々とポイントを稼いだ結果、大会終盤でも逆転される事なく自身7回目となるポイント賞を獲得した。

圧倒的な新人賞

新人賞は、個人総合トップに輝いたエガン・ベルナル。2位と3位に23分以上の差を付けて圧倒的な力の差を示した形となった。23歳までの選手たちが争うこの新人賞は、来年もベルナルがいる限り誰の手にも届かない賞となってしまうのだろうか。

最終成績まとめ