早期候補卒業者となるには
本年度5月に改正された現在の規則では、「本養成所は教育計画に定める記録会のうち、入所直後期または中間期に実施する記録会において、ゴールデンキャップを獲得した者を早期卒業候補者に選定する」と定められている。
つまり、早期卒業候補者となるには”ゴールデンキャップを獲得すること”が最大にして唯一の条件となる。
ゴールデンキャップの基準
日本競輪選手養成所には能力区分基準タイムというものが設定されており、全ての種目においてS評価のタイムを記録するとゴールデンキャップ獲得となる。
評価 | 200m | 400m | 1,000m | 3,000m | 備考 | |
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S | 金 | 11″20以内 | 23″00以内 | 1’08″00以内 | 3’49″50以内 | スピード、持久力共に優れている者 |
A | 白 | 11″50以内 | 23″70以内 | 1’10″50以内 | 3’58″50以内 | |
B | 黒 | 1″50以内 | 23″70以内 | スピードはあるが持久力に劣る者 | ||
C | 赤 | 1’10″50以内 | 3’58″50以内 | 持久力はあるがスピードに劣る者 | ||
D | 青 | 上記以外の者 | スピード、持久力共に劣る者 |
日本競輪養成所は、通常5月に入所し、翌年3月卒業、7月にデビューだが、早期卒業の場合は12月卒業、1月にデビューとなる。