現地6月6日、ロシア・サンクトペテルブルグでUCIクラス2『GRAND PRIX OF SAINT PETERSBURG 2019(サンクトペテルブルグGP2019)』の2日目に女子ケイリンが行われ、日本の小林優香太田りゆが出場。決勝進出を果たすも表彰台獲得はならず。2018年にガールズケイリン参戦のアナスタシア・ボイノワが銅メダルを獲得した。

勝ち上がり

1回戦→決勝 or 7-12位決定戦

1回戦

出場者数10名と少数で争われるため、1回戦の上位3名が決勝進出、4-6位が7-10位決定戦へと回る勝負どころとなった。

Heat1の小林優香は2着、Heat2の太田りゆは1着で共に決勝進出を果たす。

決勝

決勝メンバー

エカテリーナ・コロレワ(ロシア)
シモーナ・クルペツカイテ(リトアニア)
アナスタシア・ボイノワ(ロシア)
小林優香(日本)
太田りゆ(日本)
ミグレ・マロザイテ(リトアニア)

コロレワ – クルペツカイテ – 小林 – マロザイテ – ボイノワ – 太田の並びでレースはスタート。互いに牽制をしつつ周回を重ねるが、コロレワが徐々に加速し、クルペツカイテと若干車間を空け、さらにクルペツカイテと小林の間にも車間が空き、コロレワと後方集団には大きな車間が生まれた。この好機を逃さなかったコロレワは残り約2周ながらも猛スパートで逃げ切りを図った。

この動きに対応できなかった後続のクルペツカイテ、さらに後ろへ続く小林らの集団はコロレワに大きなリードを許してしまう。

最終周回を迎え、必死にコロレワを追う集団。最終周回のフィニッシュライン直前で猛追をしたクルペツカイテが捉えかけるも届かず、優勝はコロレワが手にした。2着はクルペツカイテ、3着はクルペツカイテの外側を踏み込んだボイノワ。小林優香はボイノワの外からスパートをかけたがボイノワと1車輪程の差で敗れた。

決勝動画

最終順位

1位:エカテリーナ・コロレワ
2位:シモーナ・クルペツカイテ
3位:アナスタシア・ボイノワ
4位:小林優香
5位:太田りゆ
6位:ミグレ・マロザイテ