決勝(2本先取)
オランダ人同士の対決となった世界一を決める男のタイマン。チームスプリントで共に金メダルを獲得し、大会期間中のホテルも同部屋と、互いを良く知る2人の対決は、ラブレイセンが2本を先取でのストレート勝ち。自身初のスプリントの世界タイトルを獲得し、表彰台のトップへと上がった。
2位は決勝で敗れたホーフラント。そして3位には去年の覇者を下した地元ポーランドのルディク。ポーランド人史上初、そして自身初の男子スプリントでメダル獲得を果たした。
ハリー・ラブレイセン
昨日から、ホーフラントと決勝で戦おうと話していたんだけど、まさか実現するとはね(笑)
このタイトルは凄く嬉しいけど、ホーフラントの気持ちも分かるから、少し複雑かな。
4年前にBMXからこっち(トラック競技)に転向してきたけど、その選択は間違いじゃなかったね。今は本当に嬉しいし、来シーズンこのジャージを着て走るのが楽しみさ。
深谷知広
グレーツァーとの戦いの時は半周走ったら、前に出るか、まくり追い込みかという作戦でした。ただ半周の時に少し踏み込む素振りを見せたら反応したので、グレーツァーが僕を前に出す気は無いなと。
後はまくり追い込みになったわけですが、脚を使いながら相手にプレッシャーを与え続けていったので、そのやり方に問題がありました。
でも現状の力で、一本だけなら全く戦えないことも無いと思うので、改善すれば何とかなるとは思うことができました。まだまだ改善点ばかりです。