2月27日にポーランドで開幕する『トラック世界選手権2019』。取材班は日本ナショナルチームブノワ・ベトゥ短距離ヘッドコーチにインタビューすることに成功した。開幕直前の意気込みを聞かせてもらった。

今までで一番強く、良い状態

Q:日本に来て3回目の世界選手権となりますが、今のチームの状態はどうでしょうか?

今までで一番強くて良い状態だと思います。疑う余地のない位、選手たちは準備が出来ています。でもレースではどんなことでも起こり得ますので、結果がどうなるか、それを見てみましょう。でも我々はここに何か良い物を得るために来ています。

Q:今シーズン多くの選手たちがメダルを獲得してきました。その結果は選手たちに自信を与えるように見えていますか?

もしメダルが選手たちに自信を与えなかったら、何で自信を得ることが出来るでしょうか?去年は世界選手権で1つのメダル、そしてワールドカップでは数個のメダルを獲ることが出来ましたが、目的はこの世界チャンピオンジャージです。それが最も自信を与える物になりますね。

Q:コーチの考えとしてですが、良いシーズンを送っていると感じていますか?

まだまだ鍛えなければならない部分はありますが、良いシーズンを過ごせているとは思っています。ただ、“良いワールドカップ&アジア選手権のシーズンだった”では終わらせたくありません。

この世界選手権こそが唯一のオリンピックの練習ができる場所なのです。この大会だけが本当に強い選手が待ち望み、そして走る大会なのです。だからこの大会がオリンピックの本番に向けての完璧なトレーニング場所です。

ケイリンでは表彰台の頂上を