さいたま新都心で行われた埼玉サイクルエキスポ。
本来の目的は自転車や自転車関連製品の展示・購買促進だが、ちょっと風変わりな、本来の目的とはかけ離れたところで行われていた”男たちの闘い”を紹介したい。
ブリヂストンサイクル トークショー
その闘いが起こったのは、ブリヂストンサイクルが実施したトークショー。
司会は飯島誠(シドニー2000、アテネ2004、北京2008オリンピック出場)、ゲストは藤田晃三(バルセロナ1992オリンピック出場)。
二人のオリンピアンに加え、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに所属する現役選手として登壇した平塚吉光、孫崎大樹の計4人が、オリンピックに向けた話をしながら盛り上げていく。
トークショーで話題に上がったものから、編集部がピックアップしたのが以下だ。
自転車競技は数が多い!
オリンピックで開催される競技のうち、実は3番目に種目数が多いのが自転車競技。
1番は水泳、2番は陸上。その次が自転車競技で、22種目となる。種目が多いことはこのスポーツの一つの特徴と言えるだろう。
オリンピックで自転車競技を見たい!
せっかく日本でオリンピックが開催されるのだから、生で世界レベルの自転車競技を見てみたい。そこで気になってくるのが観戦チケットの値段だろう。
トークショーではこのようなスライドが映された。
他の人気種目と比べて、比較的手軽な値段からチケットを買いやすいと言っていいだろう。ロードレースに至っては沿道からの観戦は基本無料となる。
男子ロードレースコースは全長244km、獲得標高4865mの難コース
オリンピックのロードレースのコースは獲得標高4500mを超える非常に厳しいコース。
そして最後の決戦の地は富士スピードウェイ。ここは最後の上りがキツいため(「ママチャリだと走れないでしょう」とのこと)この上りで勝負が決まる可能性も高い。パンチャー系の選手はこのポイントで勝負することになるだろうか?
観戦のおすすめポイント
ゲストがそれぞれロードレースでの観戦おすすめポイントを挙げてくれた。
孫崎選手のおすすめは三国峠。
三国峠から選手が動き出すのでは?とのことだった。
平塚選手のおすすめは富士山麓。
富士山麓は登りが長いため、有力選手たちというより、集団からのアクションが起こるのではないか?と予想。
観戦のエリアとしては山中湖周辺がおすすめ。数回選手たちを観るチャンスがあるし、富士山をバックに集団の写真などを撮れることが理由だ。
藤田さんのおすすめは、まさかの有料観戦エリア。
「レースのアクション云々よりも沿道などでレースの観戦をするのは暑くて厳しいと思う。有料観戦エリアでオーロラビジョンを観ながら楽しむことをおすすめしたい」と話していた。
などなど話も盛り上がり、そろそろ終わりかと思ったところ・・・・・・
ここから“男たちの闘い”が始まる。